「我々はまだ生きています。水曜日に良い夜を迎えられるかもしれません」

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ディエゴ・パブロ・シメオネ監督は、サンティアゴ・ベルナベウでの2-1の敗戦後、メディアの前に姿を現しました。まずは、チャンピオンズリーグの公式放送権を持つMovistarのインタビューに応じました。

試合の評価
「非常に戦術的な試合でした。お互いにそれぞれの流れに持ち込もうと試みましたが、彼らは試合の入りが良く、最初のゴールも、こちらの対応次第では防げたかもしれません。素晴らしいゴールでした。しかし、チームの最大の強みは、早い時間帯に失点したにもかかわらず、ひるまずに戦い続けたことです。恐れを抱くことなく、むしろ試合に入り込んでいきました。相手陣内に押し込み、ジュリアーノのクロスからリーノが押し込めそうな場面もありました。前半はよく対応できたと思います。

後半も同じように入りましたが、ブラヒムの素晴らしいプレーに対して、こちらの対応が甘くなってしまいました。その結果、試合の流れが傾いてしまいました。彼ら(レアル・マドリー)は、現在エムバペやヴィニシウスも守備に戻って貢献しており、カウンターの強さが際立っています。それが相手チームの大きな武器になっているのです」

ル・ノルマンの交代について
「いいえ、前線にはコレア、セルロート、フリアン・アルバレスを残していましたし、相手のカウンターに対する守備の強度も維持していました。試合をしっかりコントロールし、最後のプレーでは敗退を決定づけられる可能性もありましたが、僕たちはまだ生きています。水曜日に良い夜になるかもしれません」

ブラヒムのゴール後のリアクション
「何も見ていません」

セカンドレグについて
「まずはヘタフェ戦に集中します。日曜日から、この一戦のことを考え始めます」


その後、記者会見でも同じ考えを示しました。

敗戦の評価
「良い結果ではありません。勝つつもりで臨んだ試合でした。それ以上言うことはありません」

システム変更について
「試合全体を5-4-1で戦いました。これは最初から考えていたプランです。ロビン(ル・ノルマン)を投入したのは、彼がその役割をよりうまく果たせると考えたからです。終盤はコレア、セルロート、フリアンを前線に置き、同点に追いつくことを目指しました。いくつかチャンスがありましたが、逆に最後のプレーで敗退が決定づけられる可能性もありました」

試合後の感想
「チームはよく戦いました。もっと防げたはずの失点もありましたが、チームとして競争力を示せたことには満足しています。まずはヘタフェ戦に集中し、日曜日からセカンドレグの準備を始めます。厳しい試合になるでしょうが、ファンの後押しを受けながら戦います」

セカンドレグのホームゲームについて
「ファンの存在は常に大きな力になります。彼らがいるからこそ、選手たちは苦しまずに全力を尽くせるのです。日曜日には難しい試合がありますが、水曜日にはファンの力を借りて戦う必要があります」

ダービーの決定的な場面について
「相手の2つのゴールが鍵になりました。どちらも対応を誤りました。こうした細かい部分が勝敗を分けました」

チームの良かった点
「チームのリアクションです。先制点を許した後も、しっかりと試合に戻れました。フリアンのゴールが生まれ、ジュリアーノのクロスからリーノが押し込めそうな場面もありました。デ・パウルのプレーを除けば、相手ゴール前での決定機はそれほど多くなかったかもしれません。しかし、彼らの追加点が決まり、試合のリスクが高まってしまいました。昨シーズンのミラン戦(0-1敗戦)と同じような展開になりましたが、目指している場所へ進むためには、さらなる努力が必要です」

失点時の怒りについて
「特に2失点目ですね。試合をコントロールしていた中での失点だったので、悔しさはあります」

もっと競争力を高めるには?
「試合をコントロールしている時間帯に、より効果的にチャンスを生かすことです。ヴィニシウスやエムバペの守備意識が向上したことで、彼らにとってカウンターの威力が増しています。そのため、リスクを冒すことが非常に難しくなっています。それでも、チームとしてはよく対応できていました。ただ、最後の局面でのクオリティが少し足りなかったと思います」

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