アトレティコ・マドリーMFマリオ・スアレスが、出場機会に恵まれていない現状に満足していないことを認めている。
MFガビ、MFチアゴ・メンデスの存在によって定位置を確保できず、冬の市場での移籍も噂されるアトレティコのカンテラーノ。スペイン『マルカ』とのインタビューに応じた同選手は、「マリオはアトレティコで幸せですか?」と問いに対して次のように返答した。
「自分の役割を幸せに感じていると言えば嘘になる。誰もが全試合に出場することを望んでいるからね。だけど、自分はチーム内にある競争をしっかりと自覚している。監督が現在、そのポジションで他選手の起用を好んでいることもね。僕がすべきなのは、各練習、各試合を全力で争うことだ。出番が回ってきたときにチームを助けられるようにね」
「アトレティコでキャリアを終えられるか? 分からない。あと6~7年は高いレベルでプレーできるように気を配っている。その期間もアトレティコにいられることを願うよ。そうできないとしても、サッカーは一クラブだけですべてが終わるわけじゃないことを示してきた。ただ僕は子供の頃からロヒブランコ(アトレティコの愛称、赤白の意)の人間で、このユニフォーム、このクラブにすべてを捧げてきた人間だ」
M・スアレスに対しては、ナポリやプレミアリーグの複数のクラブが関心を示しているとされる。
「それは自分が良いプレーを実践していることを意味する。彼らのような偉大なクラブが、僕に興味を持ってくれることは喜びだ。だけど、僕はアトレティコでの一日一日に集中している。監督から信頼を得るためにね」
シメオネ監督については、次のような意見を口にした。
「実際、僕のキャリアにおいて最も優れた監督だ。アトレティにおいては、史上最高でなければ最高の監督の一人だね。僕の頭にはルイス・アラゴネスの存在も浮かんでいるし…。僕とチョロはあるべき関係性にある。彼は監督で、僕は選手なんだ」
シメオネ監督がリーガエスパニョーラにおけるアトレティコのライバルとして、セビージャ&バレンシアの名を挙げていることにも触れた。
「それが現実だよ。リーガ優勝は歴史的であったという意見で、全員が一致している。バレンシアとセビージャは3位の座を争う直接的なライバルだ。チームがすべてを争いながら、3月にたどり着こうとしていることは疑わないでほしい。だけど自分たちの現実は、3位の座を争うことにある」
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