アレクサンデル・セルロートは、先週末にアトレティコ・マドリーがセルタ・デ・ビーゴと対戦した試合で、チームのキープレイヤーの一人となりました。ノルウェー人FWは、現在のような控えの立場であっても、非常に価値のある存在であることを証明し続けています。
セルタ戦でも、彼のゴールがディエゴ・パブロ・シメオネ率いるチームに貴重な勝ち点をもたらしました。これまでに、彼の得点でアトレティコは直接8ポイントを獲得しています。ビジャレアル戦では同点弾、アラベス戦とヘタフェ戦ではそれぞれ決勝点を挙げ、今回のセルタ戦でも貴重なゴールを決めました。
さらに、彼の貢献はゴールだけにとどまりません。例えば、サン・マメスでの試合では、ボール奪取からアディショナルタイムのコレアのゴールをアシスト。また、レガネス戦ではチームがビハインドの状況で同点弾を決め、その試合で最終的に3-1の勝利に貢献しました。
週末の試合後、セルロートはあまり出場機会のない選手たちの重要性について語りました。
「そうですね、それはチームのクオリティの高さを示していると思います。ベンチから入って活躍できる選手がたくさんいるし、スタメンの選手たちも素晴らしい。だからこそ、僕たちは常に自分たちを信じています」 とノルウェー人FWはコメントしました。
交代出場からの決定力
今シーズン、セルロートはリーグ戦で9ゴール、コパ・デル・レイで3ゴールの計12得点を記録しており、アトレティコを何度も救っています。特に、試合終盤での決定力が際立っています。
彼は交代出場時に特に効果的なプレーを見せています。セルタ戦のゴールは、アトレティコでの途中出場時に決めた6点目となり、欧州5大リーグにおいてベンチからのゴール数が最多の選手となりました(Opta調べ)。
また、スペインのスポーツジャーナリスト、ペドロ・マルティン(カデナ・コペ)によると、ラ・リーガのシーズンにおける途中出場からのゴール記録にも並びました。これまでの最多記録は、2015-16シーズンのアンヘル・コレア(5ゴール)と、1997-98シーズンのホセ・マリ(6ゴール)でしたが、セルロートはこの6ゴールに並びました。もしあと1点決めれば、この記録を更新することになります。
アトレティコは信じ続ける
「僕たちにはゴールを決められる選手がたくさんいて、チャンスを作れる選手もいる。だから、常に良い結果を出せると信じています」 とセルロートは語りました。
また、セルタ戦の難しさについても言及しました。「もちろん、一人少なくなったときは難しくなります。でも、引き分けに持ち込めたのは大きな収穫でした」 とコメントしました。
最後に、彼はファンの応援に感謝を述べました。「まず何より、ファンは本当に素晴らしかったです。僕たちを全力で支えてくれて、前へと押し出してくれました。一人少ない状況になると、ボールを保持する時間が減るのでファンにとっても苦しいはずですが、それでもいつものように応援してくれました。本当に最高でした」 と締めくくりました。
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