レアル・マドリーの選手がアトレティコのバスケットボール復帰を”希望”

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アトレティコ・マドリーは、歴史の中で何度かバスケットボール部門を持っていました。最初は1920年代に創設され、最後となったのは1989年から1992年の期間です。このとき、・ヒル会長がバスケットボール部門を復活させましたが、最終的にビジャルバと合併し、その後再び閉鎖されました。

この時代を覚えているアトレティコのファンも多く、特にウォルター・ベリーとシェルトン・ジョーンズという外国人選手が観客を沸かせました。特にベリーは、レアル・マドリー戦で52得点を記録したこともあります。

近年、アトレティコ・マドリーはエストゥディアンテスとの提携を模索したことがありましたが、トップチームだけの合同チームを結成する合意には至りませんでした。また、現在エストゥディアンテスはスペインバスケットボールの2部リーグに所属しているため、マドリードにはバスケットボールの”ダービー”が存在しない状況です。

こうした中、レアル・マドリーのファクンド・カンパッソ選手が、スペインのラジオ番組『El Larguero』(カデナ・セール)で、「アトレティコにバスケットボールチームがあったら、ダービーをやりたい」と語りました。この発言は、彼がコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)でデビューする前に行われたもので、現在大会はグラン・カナリアで開催中です(チュス・マテオ監督率いるレアル・マドリーは、金曜日にバクシ・マンレサと対戦予定)。

カンパッソ選手は「それは面白そうですね。サッカーの影響力を考えると、バスケットボールでもアトレティコとの試合があれば盛り上がるでしょう」とコメント。また、「アトレティコがバスケットボールに参入すれば、ファンは喜ぶと思います。ただ、ちょっと不思議な感じにはなるかもしれません」とも付け加えました。彼はさらに、エストゥディアンテスやフエンラブラダとのマドリードダービーがすでに存在していたものの、現在どちらも2部リーグ(LEB)にいることを指摘しました。

また、カンパッソ選手は、アトレティコのディエゴ・シメオネ監督が2011年12月に就任して以来広めた「試合ごとに集中する(パルティード・ア・パルティード)」という考え方を称賛しました。「次の試合以外のことを考えるのは難しいですし、エネルギーを別のことに使うのは無意味です」と、レアル・マドリーの司令塔としての視点を語りました。

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