今夏の移籍市場でアトレティコ・マドリー退団を考慮していたとされるDFジョアン・ミランダだが、いまだにその考えを捨ててはいない様子だ。スペイン『マルカ』が報じている。
アトレティコに退団の意思を伝えながらも、ディエゴ・シメオネ監督の説得によって同クラブ残留を決断したとされるミランダ。しかしながら、ブラジル代表DFは「100%の確信」によって残留したわけではなく、年俸アップも保証されるプレミアリーグでの挑戦に魅力を感じ続けているという。
『マルカ』曰く、ミランダの状況を受けたプレミアリーグの数クラブは、すでに同選手に対してオファーを提示している模様。移籍先の最有力候補は、今夏にも同選手の獲得を目指したマンチェスター・ユナイテッドとされている。
ユナイテッドはアトレティコにミランダの契約解除金3000万ユーロの支払いを要求され、結局は獲得を断念していた。だがミランダとアトレティコの契約が残り1年となる来夏の市場で、アトレティコが同額を引き下げる可能性も十分に考えられる。『マルカ』によると、正式な代理人ではないながらもミランダの契約関係についても扱うジョルジュ・メンデス氏は、同選手に対して2015年まで現状を維持すべきとの助言を与えたようだ。
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