レガネスは、アトレティコ・マドリーが保持していたクラブ史上最長の連勝記録をストップさせました。首位チームを最小得点差で破り、アトレティコは流れを掴めないまま敗北。試合終盤の90分には、グリーズマンがPKを外し、同点のチャンスを逃しました。この敗北により、アトレティコの連勝記録は15でストップしました。
試合開始早々、アトレティコは二度のピンチに見舞われました。開始1分、フアン・クルスのシュートがオブラクを脅かし、彼はポストに手を当てるのが精一杯でしたが、最終的にゴールにはなりませんでした。
その後、アトレティコは試合の主導権を握ります。中盤でテンポを支配し、高い位置での効果的なプレッシングによってボールを奪い、得点チャンスを次々と作り出しました。
最も危険だったのは、相手ゴールポストに救われた3つのシーンです。11分、フリアン・アルバレスのシュートがクロスバーを直撃。続いて26分には、グリーズマンがジュリアーノからのパスをポストに当て、そのリバウンドもディミトロビッチがセーブしてコーナーに逃れました。さらに29分には、ギャラガーがヘディングでクロスバーを叩きましたが、このプレーは事前のオフサイド判定により無効とされました。
アトレティコは他にもチャンスを作りました。フリアンがキーパーとの1対1を決められず、パブロ・バリオスのミドルシュートもわずかに枠を外れました。一方で、レガネスも絶好機を迎え、ル・ノルマンのバックパスが短くなった隙をミゲル・デ・ラ・フエンテが突きましたが、オブラクに阻まれ得点には至りませんでした。0-0のまま、前半は終了しました。
後半開始直後の49分、アトレティコにとっては痛手となる失点が訪れます。ダニ・ラバのコーナーキックをナスタシッチが頭で合わせ、バリオスを振り切り、ラングレのクリアミスを突いてゴールネットを揺らしました。これが2025年初の失点となる1-0のシーンでした。
シメオネ監督は、コケ、ジョレンテ、コレアを投入して流れを変えようとしましたが、前半の優位性は影を潜め、試合は拮抗した展開に。レガネスは守備を固めながら、カウンターで追加点を狙いました。72分には、ミゲル・デ・ラ・フエンテの決定的なパスがダルコ・ブラサナツに届かず、2点目のチャンスを逃しました。
その後、アトレティコはアドリアン・ニーニョをデビューさせ、攻撃陣を強化しました。彼は2度の得点機を迎えましたが、いずれも枠を捉えることができませんでした。グリーズマンもクロスシュートでゴールに迫りましたが得点には繋がらず、試合終盤にVARでハンドが確認されPKが与えられました。しかし、グリーズマンのシュートはゴールを外れ、同点の望みも絶たれました。
試合はそのまま1-0で終了。アトレティコは連勝が止まるとともに、ラングレとガランがリーガで5枚目のイエローカードを受けたため、次節のビジャレアル戦に出場できないことも決まりました。
Leganés 1-0 Atlético de Madrid
Leganés; M. Dmitrović, V. Rosier, Sergio González, M. Nastasić, Renato Tapia (Jorge Sáenz m.72), Juan Cruz, S. Cissé, Javi Hernández (D. Brašanac m.46), Yvan Neyou, M. De La Fuente (Diego García m.85), Dani Raba (Roberto López m.80)
Atlético: Jan Oblak, Nahuel Molina (Koke m.60), R. Le Normand, C. Lenglet, Javi Galán (Adrián Niño m.79), Giuliano (Ángel Correa m.65), R. De Paul, Pablo Barrios (M. Llorente m.60), C. Gallagher (Samuel Lino m.46), A. Griezmann, Julián Alvarez
Goles: 1-0, 48′: Nastasic
Arbitro: Mario Melero López
Arbitro VAR: Jorge Figueroa Vázquez, Jesús Gil Manzano
Pablo Barrios Rivas (42′,Amarilla), Javi Galán (56′,Amarilla), Clement Lenglet (69′,Amarilla), Yvan Neyou (89′,Amarilla)
Espectadores: 12.371 espectadores en Butarque
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