アトレティコ・マドリーは、企業が提携を希望する最も魅力的なブランドの一つとなっています。特に今シーズンはスポンサーの獲得が非常に好調で、クラブ史上最大のスポンサー契約となるリヤド・エアとの提携が注目を集めました。この契約により、リヤド・エアは今後10年間にわたり、ユニフォームとメトロポリターノ・スタジアムの命名権を取得し、年間4000万ユーロをクラブに提供します。
しかし、このシーズンに新たにアトレティコと提携した大手ブランドはリヤド・エアだけではありません。1月9日(木)、クラブはエナジードリンクの世界的ブランドであるレッドブルとの提携を発表しました。レッドブルは、エクストリームスポーツや商業的な枠を超えたスポーツ活動で多大な影響力を持つ企業であり、ヨーロッパにおける「レッドブル・ザルツブルク」や「RBライプツィヒ」など複数のクラブを所有しています。
今回の提携は、レッドブルがアトレティコをファミリークラブの一員に加えるような形ではなく、あくまで強力なスポンサーシップという形です。このような形態でのレッドブルとの提携は、スペインサッカー界で初の試みです。
数カ月前には、オンラインカジノ「Yaass Casino」がクラブのパートナーに加わり、ここ1年間でアトレティコはリヤド・エア、Iryo、Google、Fotocasa、Tanqueray 0’0、LG、Inpost、Comave、Krakenなど、多くの企業と新たに契約を結びました。これらは、長年クラブを支えてきた他のスポンサーに加わる形となっています。
現在、アトレティコには、ヒュンダイ、Mahou、EAスポーツ、クラーケン、シビタス、モビスター、コカ・コーラ、カイシャバンクなど18の主要スポンサーが存在し、今回のレッドブルも新たに加わりました。また、公式プロバイダーも8社あり、クラブは多方面で支援を受けています。
さらに、スポンサーシップだけでなく、アトレティコは公式商品の販売や国際ツアーなど、他の分野でも成長を遂げています。これにより、クラブは歴史的な収益記録を達成しました。
加えて、クラブは「スポーツシティ」の建設を進めています。これにより、アトレティコはクラブの進化における重要な一歩を踏み出し、次回のクラブワールドカップへの参加が可能となり、さらなる経済的な利益を得ることが期待されています。
満足感の表明
「私たちはレッドブルとの新たな冒険を始めることにとても満足しています。レッドブルは、私たちと同じく観客を魅了するスポーツや大きな挑戦への情熱を共有しています。スペインサッカーでの初の提携をアトレティコとともに選んでいただけたことに感謝します。私たちは、スポーツを献身、努力、そして観客を興奮させるアドレナリンの組み合わせだと信じています。私たちの選手たちは決して諦めず、倒れてもまた立ち上がり、挑戦し続けます。この精神は、レッドブルとアトレティコ・マドリーの共通点であり、リヤド・エア・メトロポリターノでのビッグイベントを通じてファンの皆さんにお見せします」と、クラブの収益および運営部門の総責任者であるオスカル・マヨは述べています。
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