ミランFWフェルナンド・トーレスは、この夏アトレティコ・マドリーに復帰する可能性は実質上なかったと主張している。
この夏チェルシーからミランに移籍したF・トーレスだが、夏を通じて2007年に退団した古巣アトレティコからの関心も盛んに取りざたされていた。アトレティコのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOは先日、獲得を検討しながらも交渉に至ることはなかったと認めていた。
F・トーレスは、復帰に関する過熱報道に不満を抱いていた様子だ。スペイン『クアトロ』のインタビューで、その状況を振り返っている。
「アトレティコに復帰する現実的な選択肢は一度もなかった。それなのにファンの希望がいい加減に扱われていて、僕はそれが気に入らなかった。これまで何度も言ってきたように、僕が引退のためにアトレティコに戻ることはない」
「僕がアトレティコに行くとしたら、それは戦い、競い、プレーするためだ。今のアトレティコは、僕が退団した頃とはまったく違う。僕は彼らのことを毎週追い続けているんだ。今の時点でその選択肢は実在しない」
F・トーレスは、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督との間に問題はなかったと明かしている。
「モウリーニョは、いつも僕に対して素晴らしい振る舞いをしてくれたよ。移籍は僕の個人的な決断で、なぜなら自分がより重要な存在だと感じたかったからだ。僕と彼は良好な関係を築いている。今でも話をすることがあるんだ」
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