オブラク、再び決定的な存在に

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アトレティコ・マドリーは、2024年をラ・リーガ首位で締めくくり、チャンピオンズリーグの決勝トーナメント進出を決めています。トップ8に入れば直接ベスト16進出となりますが、それが叶わなければベスト32からの戦いとなります。また、コパ・デル・レイでも2回戦を突破し、チームの状況は順調です。

こうした好調の陰には、ヤン・オブラクの存在があります。特に土曜日に行われたモンジュイックでのバルセロナ戦では、彼の活躍が勝利と首位をもたらしました。

試合終盤、1-1の状況で、オブラクはペドリとラフィーニャとの1対1の場面で連続セーブを見せ、チームを救いました。そして、その後に訪れたモリーナのアシストからセルロートが決めた95分のゴールで、アトレティコは2-1の勝利を収めました。

この結果、アトレティコはラ・リーガで最少失点のチームとなっています。18試合でわずか12失点(そのうち3失点はセビージャ戦)で、平均0.66ゴールという成績です。続くレアル・ソシエダは1点多い13失点です。

現在、オブラクは3年ぶりとなるトロフェオ・サモラ賞(最少失点率を誇るゴールキーパーに与えられる賞)の最有力候補です。彼はすでに5回の受賞経験があり、2015年から2019年までの4回連続受賞も含まれています。もし6回目を達成すれば、スペインサッカー史上初の快挙となります。これまで最多受賞記録の5回に並んでいるのは、・バルデスとアントニ・ラマレッツ(いずれもバルセロナ所属)です。

残り20試合で状況が変わる可能性はありますが、現時点でオブラクはアトレティコにとって決定的な存在です。優秀なストライカー(9番)がいる時にタイトルに近づくのと同じように、オブラクが最高のパフォーマンスを見せる時、チームも成功に近づきます。

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