モリーナとセルロートのコンビがアトレティコを6日間で頂点へ

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またしてもやりました。ナウエル・モリーナとアレクサンデル・セルロートが2試合連続で連携し、アトレティコ・マドリーに勝利をもたらしました。アルゼンチン人のモリーナのパスからノルウェー人のセルロートが得点し、3ポイントを獲得。これでアトレティコは2024年を首位で締めくくることとなりました。

先週日曜日、メトロポリターノでのヘタフェ戦では、試合が苦しい展開となる中、69分にコケ手が素早く中央のフリーキックを蹴り、デ・パウルがモリーナに展開。そのモリーナがエリア内に完璧なクロスを送ると、セルロートが頭で合わせ、相手GKダビド・ソリアが止められないシュートを決めて1-0で勝利しました。

そして6日後、モンジュイックで同じシナリオが繰り返されました。デ・パウルのスルーパスを受けたモリーナが華麗なランニングでエリア中央にクロスを供給。待ち構えていたセルロートが左足で一発、イニャキ・ペーニャを破りゴールを決めました。このゴールは試合96分目のもので、アトレティコに再び劇的な勝利をもたらしました。

モリーナとセルロート、さらに両ゴールの起点となり、バルセロナ戦で同点弾を決めたデ・パウルが見事な連携を見せ、アトレティコ・マドリーはハンジ・フリック監督率いるチームの攻撃を耐え抜き、試合終了間際に勝利を収めました。

モリーナとセルロートは今季のパフォーマンスで一部疑問を持たれる場面もありました。モリーナはジョレンテに先発の座を奪われ、セルロートはスタメンと控えを交互に務めていました。しかし、チームのエースであるフリアン・アルバレスとグリーズマンがスタメンの多い状況の中、2人ともベンチから登場して結果を残すことでその重要性を示しました。この柔軟さこそがシメオネ監督が強調し、選手たちが体現しているアトレティコの強みの一つです。

ベンチからの得点力
セルロートは直近10試合で5ゴールを挙げ、その全てをベンチから出場して決めています。(ラス・パルマス戦、アラベス戦、バリャドリード戦、ヘタフェ戦、バルセロナ戦)。特に直近の2試合とビトリア戦では決定的な活躍を見せ、アトレティコに勝利をもたらしました。

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