セルロート、モンジュイックでアトレティコの歓喜を解き放つ

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バルセロナ対アトレティコ・マドリーの試合95分目。モンジュイックでアトレティコはバルセロナの猛攻をしのぎ続けていました。フェルミン、ペドリ、ラフィーニャのシュートをオブラクが見事に防ぎ、2-1を阻止していました。しかし、もう1回だけチャンスが残っていました…。

モリーナが右サイドを駆け上がり、ペナルティエリア中央にボールを送ると、セルロートが現れ、1-2となるゴールを決めました。それは試合96分目、最後のプレーでの劇的な一撃でした。アトレティコ・マドリーの歓喜は最高潮に達しました。

セルロートは再びアトレティコの英雄となりました。今シーズン8得点目を記録し、先週のヘタフェ戦でもモリーナのアシストから決定的な活躍を見せていました。また、今回のバルセロナ戦だけでなく、これまでにも終盤での活躍を見せています。アラベス戦では92分に2-1のゴールを決め、アスレティック戦では92分にコレアへの1-0となるアシストを送りました。

この“シカリオ”が、シメオネにとって初めてバルセロナの地での勝利をもたらしました。アトレティコがバルセロナに勝利したのは、2006年2月、ペペ・ムルシア監督時代の3-1の勝利以来のことです。その際の得点者はトーレスが2得点、マキシが1得点でした。

なお、セルロートがバルセロナの地で重要なゴールを決めたのはこれが初めてではありません。2022-23シーズンのレアル・ソシエダ戦での1-2の勝利に貢献し、昨シーズンもビジャレアルの一員として3-5の試合で決定的なゴールを挙げています。セルロートという存在は、アトレティコとシメオネにとってまさに鍵となる要素でした。

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