シメオネ:「グリーズマンとは互いに挑戦しなければならない」

この記事は約3分で読めます。

26日のリーガエスパニョーラ第9節、アトレティコ・マドリーは敵地コリセウム・アルフォンソ・ペレスでのヘタフェ戦に臨む。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、ここ3戦を2勝1分けで終えるなど、調子を上げているヘタフェに警戒感を表している。

スペイン『アス』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。

「彼らは素晴らしい仕事を実現しており、チームとしてより良くなっている。コントラ(ヘタフェ監督、現役時代にはアトレティコにも在籍)は良い仕事ぶりを見せているよ」

「彼は我々のチームメートだったが、強い意思でもって仕事に励み、それを周りに伝染させられる…。それが現在、結果となって表れているんだ。中盤から前線にかけてのプレーは興味深いね」

負傷によって出場が危ぶまれるMFガビ、DFクリスティアン・アンサルディ、MFチアゴ・メンデスにも触れている。

「彼らの状態は医療スタッフと話をしなくてはならない。明日に出場可能な状態かを見てみよう」

依然としてセットプレーからの得点が最大の武器となっている状況については、次のような見解を示した。

「サッカーは懐が深いものであり、誰もが意見を言うことができる。私にとって、セットプレーで勝負を決めるチームは不愉快でもなんでもない。それもサッカーの一部であり、同様に流れの中から得点をするのも歓迎だ」

「我々はすべての面でポテンシャルを引き出すことを望んでいるが、セットプレーはチームの強みの一つだ。我々には良質なプレースキッカーと素晴らしいヘディングシュートを打てる選手がいる」

また、アトレティコへの適応に苦労しているMFアントワーヌ・グリーズマンに言及した。

「我々は互いに挑戦しなければならない。彼はサイドでダイアゴナルな動きを見せることに慣れているが、私はさらに完璧な選手になれると思っている。そのためには、ボールを持ち運ぶ能力にポテンシャルを与えるための仕事が欠けているんだ」

「彼のマルメ戦でのゴールは私好みだった。その攻撃的なポテンシャルから生まれたものだったからね。彼がボールを持ち運ぶことで、ライバルは恐怖心を感じる。前の試合ではそうできていたし、それこそが我々が彼に求めていることだ」

グリーズマン同様、今夏に加入したMFアレッシオ・チェルチ、FWマリオ・マンジュキッチについても語った。

「チェルチの加入は必要なことだった。彼はしっかりと練習に励んでいるし、サッカーでは努力は報われるものなんだ。マルメ戦では、ほかの選手とは一線を画す能力を有していると示したね。これからも成長し続け、我々が求めていることに応じてほしい」

「選手たちは多彩なキャラクターをチームに提供してくれる。ファルカオは攻撃の柱であり、次は(ジエゴ・)コスタがそうなった。チームは彼らのように異なるキャラクターに応じたプレーを見せる。そしてマンジュキッチは、ポストプレーによって後方の選手たちに可能性を与えてくれるね」

コメント