パブロ・バリオスは、いまやアトレティコ・マドリーの重要な存在です。21歳という若さながら、チームのトップチームに定着し、ディエゴ・シメオネ監督から絶大な信頼を得ています。また最近では、スペイン代表としてA代表デビューを果たしました。
これは、アトレティコのファンにとって大きな誇りです。そしてさらに、自身が彼の育成年代での監督だった場合、その喜びは倍増します。まさにこれがフェルナンド・トーレスのケースです。彼は、パブロをフベニール・ディビシオン・デ・オノール(ユースカテゴリー)で指導していました。マルベージャ戦終了後、試合に勝利し、アトレティコBが昇格プレーオフ圏内に入った後の記者会見で、トーレス監督はこの若手ミッドフィールダーについて語りました。
「多くの年を経て、選手として経験したことを思い出しました。人々が特別な期待感を抱き、その選手が彼らの一部だと感じる瞬間です。そして、パブロに対して、私はそのような感覚を持っています。ファンとしても感じますし、彼の学びの一部に少しでも関われたことを誇りに思います。これはすべて彼自身の努力の成果です。私たちは、彼が自分の可能性を信じられるようサポートしていただけで、それが彼を希望の象徴にし、仲間にとっての模範となっています。これが可能であると示し、チャンスが来た時のために準備をしておくよう伝えています。チャンスが来るかどうかはわかりませんが、もしその時準備ができていなかったらどうでしょう?それが私たちの仕事なのです」と語りました。
さらにトーレス監督は次のように述べました。「パブロを見るたびに、今年のチームの他の選手たちや、次に続く選手たちを思い浮かべます。パブロのユニフォームを着た選手を見るたびに、私たちが目指している希望を感じます。アトレティコのファンは特別です。次の補強がカンテラの選手であることを望んでいますし、自分たちの出身の選手がそのユニフォームを着る姿を見るのが好きなんです。その感覚は違いますし、より多くの忍耐や期待、愛情、情熱を生み出します。私たちは、パブロだけでなく、もっと多くの選手がその道を歩めるように努力しています。どれだけの選手がそのチャンスをつかむかはサッカーが決めることですが、パブロがそこにいるのを見ると希望が生まれますし、可能性を感じます。多くの選手たちがそのチャンスを待ち望んでいます。そしてその時が来たら、彼らが準備ができていることを証明してほしいと思っています」。
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