21世紀にアトレティコ・マドリーからスペイン代表デビューを果たした選手は誰ですか?

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パブロ・バリオスにとって、2024年11月18日は一生忘れられない日となるでしょう。この日は、スペイン代表の一員として初めての試合に出場した日です。試合はテネリフェで行われたスイスとの対戦で、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督率いるチームが試合終了間際、ブライアン・サラゴサのPKゴールで勝利を収めました。

試合終了後すぐに、アトレティコ・マドリーはバリオスを祝福しました。クラブにとって、下部組織出身の選手がフル代表デビューを果たしたことは誇りです。クラブの公式SNSでは、「おめでとう、パブロ。これからも努力を続けてください」とメッセージが投稿されました。

バリオスは、ロドリゴ・リケルメに続いてスペイン代表デビューを果たしました。リケルメもまた、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督のもとでデビューを飾り、2023年11月16日に初出場しました。現在までに、リケルメはスペイン代表で2試合に出場しています。

21世紀にアトレティコ・マドリーの選手としてスペイン代表でデビューした選手は多くありません。具体的には、バリオスを含めて12人です。バリオスの前にデビューしたのはリケルメで、そのさらに前となると、2020年にルイス・エンリケ監督のもとでデビューしたマルコス・ジョレンテが最後となります。ジョレンテはこれまで19試合に出場しており、ドイツでのユーロ大会に向けた代表から惜しくも外れた選手です。

2016年にはサウール・ニゲスがスペイン代表に選ばれました。ジョレンテと同じく19試合に出場し、3ゴールを挙げています。そして2014年にはジエゴ・コスタが代表入りを果たしました。ブラジル出身のコスタはスペイン国籍も持っており、ビセンテ・デル・ボスケ監督の招集を受けて、母国ブラジルで開催されたワールドカップに出場することを決めました。この決断により、母国の人々から批判を受けることもありましたが、スペイン代表として24試合に出場し、10ゴールを記録しました。

2013年にはマリオ・スアレスとコケ・レスレクシオンがスペイン代表に初選出されました。スアレスは3試合の出場にとどまりましたが、現在アトレティコ・マドリーのキャプテンであるコケは、これまでに70試合に出場しています。これは、21世紀にスペイン代表でデビューした選手の中で2番目に多い出場数であり、アトレティコ・マドリー所属選手としては最多です。その前年の2012年には、フアンフラン・トーレスがスペイン代表デビューを果たしました。彼は22試合に出場し、その間にユーロカップで優勝を経験しました。

さらに遡ると、2005年にアントニオ・ロペスがスペイン代表デビューを果たしました。当時のルイス・アラゴネス監督が彼を招集し、アントニオ・ロペスは16試合に出場して1ゴールを記録しました。また、2006年のドイツワールドカップにも出場しています。2004年には彼の守備の相棒であったパブロ・イバニェスが代表デビューし、23試合に出場しました。

2003年には、スペイン代表に新たに選ばれた選手がわずか4人だけでしたが、その中の一人がフェルナンド・トーレスでした。トーレスはスペイン代表の歴史に金字塔を打ち立てた存在です。110試合に出場し、38ゴールを挙げた彼は、2度のユーロ優勝(特に2008年の決勝では、自身のゴールで勝利を決定づけました)と1度のワールドカップ優勝を果たしています。

最後にこのリストを締めくくるのは、2002年に代表デビューを果たしたホセ・アントニオ・ガルシア・カルボです。2002年8月21日、アトレティコがプリメーラ・ディビシオンに復帰した年に、彼はスペイン代表選手としての栄誉を手にしました。彼は代表として3試合に出場しました。

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