シメオネ:「シケイラが再びPK蹴るのは難しい」

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4日のリーガエスパニョーラ第7節、アトレティコ・マドリーは敵地メスタージャでのバレンシア戦を1-3で落とした。開始から13分で3点を決められたアトレティコだが、会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は「試合は10分間だけ続いたか?」との質問に反論している。

スペイン『アス』がアルゼンチン指揮官のコメントを伝えた。

「試合は94分間続いた。バレンシアは力強く試合に入り、我々は普段はしないミスを犯した。彼らは優位に立つためのチャンスを生かし切ったが、アトレティはその後に良い試合を演じたよ」

「チームの仕事に満足感を得ながら、ここを去ることになる。その10分間に大きな打撃を加えられたが、私は選手たちのプレーに誇りを感じているよ。ピッチですべてを出し尽くしながら、堂々と敗れることもときにはある」

ユヴェントス戦から中2日でこの一戦に臨んだアトレティコだが、シメオネ監督は疲労を言い訳にしなかった。

「どんなときも、ライバルの仕事ぶりを評価させてもらう。我々のミスを引き起こした、素晴らしい10分間にね」

審判の被害を受けたとの意見は否定している。

「良い仕事ぶりだったし、見るのが困難なPKを感知した。致命的なミスはないよ」

アトレティコは1-3で迎えた44分にPKを得たが、キッカーを務めたDFギジェルメ・シケイラのシュートはGKジエゴ・アウベスにセーブされた。

「このチームのキッカーはマンジュキッチだが、シケイラが私に(PKを蹴ることを)頼んだ。彼はそのキャリアで2度PKを失敗したが、その2本はアトレティコで蹴ったものだ。よって、再びPKを蹴ることは難しいね(笑)」

バレンシアについては、次のような見解を示している。

「アトレティコは勇敢さと努力の姿勢を示し、走り続けながらも敗れた。彼らは欧州カップ戦に出場しておらず、その陣容に鑑みると、3位か4位以内に入らないためには、かなり悪いことをしなければならない」

最後に、アトレティコとバレンシアのプレーに類似性を見い出せるか問われ、「ノー」と返答している。

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