アトレティコがアルメリア撃破、最大の武器セットプレーからミランダが得点

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24日のリーガエスパニョーラ第5節、アトレティコ・マドリーは敵地フエゴス・メディテラネオスでのアルメリア戦を1-0で制した。

、そしてシメオネ監督の選手交代策に対してブーイングが吹かれた本拠地ビセンテ・カルデロンを一旦離れ、通算3分け4敗と勝利したことのないフエゴス・メディテラネオスを訪れたアトレティコ。アルゼンチン人指揮官はR・ヒメネスの代わりにラウール・ガルシアを先発で起用し、またボランチの位置ではガビを休ませ、&チアゴのコンビとした。

アトレティコはアルダ・トゥラン、コケが同サイドに寄ってプレーする形で数的優位をつくり出そうと試みるが、ウェリントン・シウバ、ジョナタンの両サイドが献身的にスペースを消すアルメリアの守備を崩し切れない。8分にはコケの右CKにゴディンが頭で合わせるも、GKルベンの好守に遭った。

その後も満足に攻撃を形づくれない状況が続いたアトレティコ。それでもR・ガルシア、チアゴらが強引にシュートまで持ち込む場面があったが、ルベンの再三にわたる好セーブに阻まれ、無得点のまま前半終了を迎えた。

ハーフタイムにM・スアレスをサウールに代えて打開を図ったアトレティコは、59分にセットプレーから先制に成功。コケの放った右CKをニアサイドのミランダが頭で後方に送り、これがそのまま枠内に吸い込まれた。今季リーガにおけるアトレティコのセットプレーからのゴールは7点中6点と、連係不足の前線の攻撃力を補う最大の武器となっている状況。また今季3得点目を決めたミランダはチーム内得点王に君臨している。

ベンチ入り禁止処分中のシメオネ監督は先制後、グリーズマンをチェルチと代えるよう指示。前に出ざるを得なくなったアルメリア相手に速攻から加点を狙う。69分には左サイドのA・トゥランが、マウロ・ドス・サントスを抜き去りペナルティーエリアに切れ込むも、シュートはルベンに弾かれた。

シメオネ監督はその後、A・トゥランをガビに代えて守備にプライオリティーを置き、1点リードを最後まで維持。公式戦5試合ぶりの完封勝利によって、フエゴス・メディテラノエス初征服を果たしている。アトレティコは第5節までの成績を3勝2分けとして、勝ち点を11に重ねた。一方1勝2分け2敗のアルメリアは、いまだホームでの白星を手にできていない。

そのほか、イプルアでのエイバル対イプルアは1-1のドローで終了している。9分にアルアバレナの先制点を許したビジャレアルは、71分にジェラール・モレノの同点弾で何とか勝ち点1を分け合った。バジェカスでのラージョ・バジェカーノ対アスレティック・ビルバオは2-1でラージョが勝利。ラージョは20分にアドゥリスの先制点を許すも、レオ・バプティスタンの2得点で逆転勝利を果たしている。

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