シメオネ:「改善は必要だがスタイルは変えない」

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アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督は、16日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)グループA第1節オリンピアコス戦に向けての意気込みを語った。

昨シーズンはCLで決勝進出を果たし、レアル・マドリーに惜しくも敗れたアトレティコ。今回はリーガでマドリーを破り、好調を維持してCLをスタートさせることになる。試合前日の会見でのシメオネ監督の言葉を、スペイン『アス』などが伝えている。

「昨シーズンは非常に良かったが、それはもう過去のことだ。我々は日々を過ごしている。非常に厳しい大会であることは分かっているので、良いプレーをして、どの試合でも力強く戦うことが必要だ」

「新しい選手たちが加わり、我々が建設途中のチームであることに変わりはない。スタイルを変えることなく、グループをひとつにまとめようとしているところだ。改善が必要な部分はあるが、スタイルを変えることはない。それこそがこのグループの強さであり、我々は徐々に成長し始めている」

オリンピアコスを率いるミチェル監督は現役時代にレアル・マドリーで活躍し、ヘタフェやセビージャなどの監督も務めた。そのミチェル監督に「欧州最高の監督」だと称賛されたことについて、シメオネ監督は次のように答えた。

「周囲の意見は、それが良いものであっても気にしないようにしているが、歓迎すべきことではある。監督としては、自分の仕事場であるチームのためにベストを尽くすべきだ。彼の言葉に感謝すること以上のコメントは控えたい。何か言ってしまえば、ネガティブな意見に対してもコメントしなければならないからだ」

「彼とは選手としても監督としても対戦してきた。ギリシャに行ってから、非常に良い仕事をしていると思う。昨シーズンのCLで大きく成長したし、彼のプレーには確かなスタイルがある。中盤に強力な選手たちがいて、経験豊富な守備陣のいるチームだ。彼は素晴らしい仕事をしている」

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