アトレティコ・マドリーGKミゲル・モジャは、13日に行われるレアル・マドリーとのダービーマッチに向けて、マドリーGKイケル・カシージャスに賛辞を送っている。
近年はプレーに対してメディアからの批判を受けることも増え、ポジションも安泰ではなくなっているカシージャス。だが、今季からアトレティコのゴールを守るモジャは、ダービーの相手GKをスペイン歴代最高の守護神だとたたえている。スペイン『アス』が同選手のインタビューを伝えた。
「レアル・マドリーのようなチームにいるときには、あらゆるプレッシャーや批評にさらされることがある程度はあるものだ。うまくいくときはすべてが素晴らしいけど、時々うまくいかなくなるとすぐに細かい粗探しをされる。メディアは関心を持ってニュースを作り出すし、何もないところから生み出すこともあるけど、それが日常茶飯事だ」
「僕が20歳でプレーを始めたとき、カシージャスもまだ若くて23歳だったけど、もうエリートとして5年間やっていた。目標になるGKだったし、スペインのサッカーの歴史の中で最高のGKだよ」
ダービーで対戦するレアル・マドリーについては次のように語った。
「特にここ数年のレアル・マドリーが、守備から攻撃へ素早く切り替えて、速いカウンターを仕掛けてくるチームだということは分かっている。前線の3人(クリスティアーノ・ロナウド、カリム・ベンゼマ、ガレス・ベイル)は特にすごく良いシュートを打ってくるね」
「過去2年、特に去年は、ボール扱いに優れた選手たちがうまくボールを回すサッカーもするようになっていた。(アンヘル・)ディ・マリアとシャビ・アロンソは出て行ったけど、トニ・クロースやハメス(・ロドリゲス)が加わって、イスコもいる。マドリーがボール扱いに優れたチームであることに変わりはないし、前線の選手たちが力を発揮できる形をつくろうとするだろう」
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