アトレティコ・マドリーがレアル・ソシエダMFアントワーヌ・グリーズマン獲得を目指していることが明らかとなった。スペイン『マルカ』が報じている。
ソシエダと良好な関係を築いているためにグリーズマン獲得を見送ってきたアトレティコだが、同選手がFWマリオ・マンジュキッチの最適なパートナーになるとの考えの下で、引き入れることを決断した模様だ。ソシエダが今夏での放出を覚悟するグリーズマンに対してはモナコ、パリ・サンジェルマン、トッテナムも興味を示しているが、『マルカ』はソシエダと良好な関係を保ってきたアトレティコが争奪戦で優位な立場にあるとの見解を示している。
またグリーズマン本人も、ディエゴ・シメオネ監督が指揮するアトレティコ移籍に前向きと見られている。『マルカ』曰く、MFハメス・ロドリゲスの後釜としてグリーズマンに目をつけていたモナコは、ソシエダの求める契約解除金をすぐにでも支払う用意があったものの、アトレティコの興味を聞きつけたフランス代表MFが同オペレーションを制止するように頼んだという。
いずれにしても、ソシエダはグリーズマンを求めるクラブに対して、契約解除金3000万ユーロ+IVA(付加価値税)など税金700万ユーロの支払いを求め続ける意向。アトレティコは同額の引き下げを試みる方針だが、獲得を決められるという確信は得ているようだ。
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