ステファン・サビッチのアトレティコ退団が決定

アトレティコ・マドリーで新たな退団がありました。予想通り、チームはシメオネ時代の最も象徴的な選手の一人を失うことになります。ステファン・サビッチは10年間在籍したチームに別れを告げることを決め、そして、その新たな行き先が決定しました。

選手はトルコでキャリアを続けることになります。移籍専門のジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏によると、モンテネグロのセンターバックはトラブゾンスポルと合意に達しました。契約は3年間で、アトレティコは契約上1シーズン残っているにもかかわらず、モンテネグロ人選手の退団を認めることになるでしょう。

サビッチは前シーズンのラ・リーガ最後の試合でメトロポリターノのファンに別れを告げました。彼は退団が今ほど困難でないと考えていました。冬の移籍市場ではサウジアラビアから魅力的なオファーがありましたが、その時はクラブが門戸を閉ざしました。オファーがシーズン途中ではクラブにとっても利益がなかったからです。

選手は昨シーズン出場試合数規定により契約が自動延長され、2025年までの1年間の契約となりました。サウジアラビアからのオファーは依然として残っていると思われていましたが、33歳という年齢を考えると、現時点ではトルコからのより良いオファーの方が魅力的に映っているようです。しかも、そのオファーはトルコの中でもトップクラブとは言い難いチームからのものです。

サビッチはアトレティコで10年間を過ごし、クラブを去ることになりました。彼は297試合に出場し、そのうち277試合で先発し、3ゴール、3アシストを記録しました。また、86枚のイエローカードと9枚のレッドカードを受けました。さらに、彼は3つのタイトルを獲得しました。2017/18シーズンのヨーロッパリーグ、2018年のUEFAスーパーカップ、そして2020/21シーズンのラ・リーガです。

選手はプレシーズンの開始時に第一チームに戻らなかったものの、クラブは彼の状況を解決するために数日間の猶予を与えていました。バルカン半島出身の選手は最近、サン・ラファエルでの合宿中に復帰し、アトレティコに別れを告げるこの瞬間に備えました。今週半ばにトラブゾンスポルでのメディカルチェックを受ける予定です。