アトレティコ・マドリーは、毎年他のクラブと比べて新ユニフォームの発表が遅い傾向があります。多くのクラブ、特にイングランド、ドイツ、フランスのクラブは、シーズン最終戦で翌シーズンのユニフォームを発表します。これは、ファンの期待を高め、ユニフォームの販売促進につなげるための戦略です。
しかし、アトレティコ・マドリーはこの点において方針が異なります。近年、アトレティコはユニフォームデザインの流出をあまり気にしていないようです。現代では、ほとんどのクラブがユニフォームデザインの完全な秘密保持を達成することは困難であり、世界中のほとんどのクラブが新ユニフォームデザインの完全な秘密保持に苦戦しています。
つまり、デザインの流出は、アトレティコ・マドリーの新ユニフォーム発表のスケジュールに影響を与えません。アトレティコ・ファンの方々は、7月8日が始まる今週中に、2024/25シーズンのアトレティコの新ユニフォームデザインを オフィシャルに 知ることになります。あくまでも公式発表によるデザイン公開となります。アトレティコは、7月11日にトップチームがプレシーズンに向けて始動する前に、新ユニフォームを販売開始したい考えています。
MD紙によると、公式ショップは今週の月曜日から火曜日にかけて新しいユニフォームを受け取る予定です。これにより、クラブの公式メディアやソーシャルメディアを通じて正式に発表されると同時に物理的に販売されることになります。最初に登場するのは、最初のユニフォームとトレーニング用のものです。これらは、シメオネ率いる選手たちの初めてのセッションで着用される予定で、来週金曜日からです。
今シーズンの最初のユニフォームは目を引くものになります。まず、2017年の以前のエンブレムが復活します。これはファンが求めていたことです。しかし、デザインは従来の伝統的なものとは異なります。赤いストライプは細かい青いラインで縁取られ、白い部分には非常に細かい青と赤の交互のラインが見られ、青いVネックと袖と側面にも青いラインが施されています。V字型のフェイクカラーもあります。これは1993ｰ94シーズンのコパ・デル・レイ決勝でアトレティコが着用したユニフォームを現代風にアレンジしたものです。
アトレティコ・マドリードが24ｰ25シーズンで着用するセカンドユニフォームは、クラブの歴史で一度しか使用されたことがない色調に戻ります。当時、一定の論争を引き起こした色調です。具体的には、灰色（ウェブサイトによればベージュがかった青）で、これは2014ｰ15シーズンのセカンドユニフォームの色調を彷彿とさせます。
サードキットは、9月に発売予定です。主にチャンピオンズリーグで使用される予定で、チャンピオンズリーグ開幕に近い9月に発表されるのが通例です。 今回、このサードキットは、主に青色で、目を引くピンクのディテールが組み合わされています。 公式には「ブルーボイド/ピンクグロー」と呼ばれ、アメリカのブランドが展開している多くのチームのサードユニフォームと同じラインに属しており、通常よりも大胆なデザインが採用されています。
背面は濃い青色で、前面にあるような柄は入っておりません。もう一つの特徴は、エンブレムとブランドロゴの「スウッシュ」がピンク色になっている点です。ブランドロゴは上向きになっており、よく知られているデザインです。そして、襟の内側には、隠れディテールとして「アトレティ」の文字がピンクで施されています。この文字は、手書き風のデザインを採用しています。
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