メンフィスがアトレティコでのプレーを終えた後、シメオネにメッセージを送る

この記事は約2分で読めます。

アトレティコ・マドリーは、2024年6月30日に公式声明を発表し、複数選手の退団を明らかにしました。その中には、数週間前にサポーターへ別れを告げていたメンフィス・デパイも含まれています。

クラブは選手との契約をさらに1シーズン延長することができましたが、クラブの責任者とシメオネ監督自身は単純に疲れてしまいました。選手の態度と継続的な体調問題にうんざりしたのです。

2023年1月にわずか300万ユーロでFCバルセロナから加入したデパイでしたが、1年半で公式戦40試合に出場し、13得点を挙げるにとどまりました。1シーズン半で6回の負傷により、アトレティコと代表合わせて40試合を欠場しました。チームが決定的な試合で彼を必要としたとき、彼はほとんど試合に出場することができませんでした。

度重なる怪我に加えて、アトレティコ・マドリーでの高額な給与も契約延長を断念させる要因となりました。そんな中、現在自国代表としてEURO2024に参加しているデパイは、準々決勝を前に、オランダ代表のパフォーマンスに対する批判や自身の奇抜な行動にまつわる話題が絶えない状況下、かつて所属していたディエゴ・シメオネ監督とアトレティコ・マドリーに対して皮肉めいた発言をしたと報じられています。

「オランダ代表」でのパフォーマンスに対する批判を受けて、選手は責任を解き放ち、その原因がシーズン中に起きたことと関係があると主張しました。

日曜日に行われた記者会見で、デパイはデンゼル・ダンフリースと共に登壇しました。その際、オーストリア戦で今年2度目となる90分フル出場を果たしたデパイに対し、記者から「90分間プレーするのは久しぶりですか?」との質問が投げかけられました。これに対し、デパイは「フル出場する機会をずっと求めていたんだ。所属していたクラブ(アトレティコ)ではもっと出場できていれば、間違いなくコンディションも良くなっていたはずだ。僕は爆発的な選手だから、コンディション維持には試合時間が必要なんだ」と返し、アトレティコでの出場機会不足をにおわせるコメントを残しました。

デパイはアトレティコでの自分自身のパフォーマンスについて、より多くの出場機会が与えられていれば貢献できたはずだと考えています。選手は記者会見で「おそらく練習時間を減らして、試合出場時間を増やすほうが良かったのではないか」とコメントしました。また、「自分にはまだやれることがあると感じている。後半の20分間にも何度も勝負を決めるプレーをしてきたし、スペースも広くなる時間帯でもある」と話し、アトレティコでの起用法に疑問を呈しました。

オランダ代表は次の火曜日にEURO2024の決勝トーナメント1回戦でルーマニアと対戦します。デパイは、この試合で3度目の90分出場を果たす可能性があります。

コメント