モラタ:「5歳の子供たちは、なぜ父親にあれほど怒る人がいるのか理解していません」

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スペイン代表FWアルバロ・モラタが、ラジオ局「Cadena SER」の人気番組「エル・ラルグエロ」に出演し、ラ・ロハ(スペイン代表)での現状と将来、特に間近に迫ったユーロ、そして所属クラブであるアトレティコ・マドリーでの去就問題について語りました。誠実な人柄で知られるモラタは、番組中一切の話題を避けることなく、代表チームやクラブでの状況はもちろん、私生活での心情まで率直に打ち明けています。

自身の状況
「スペインでプレーを続けるのは、自分にとって楽なことではありません。外に出かけると色々な言葉を浴びせられるからです。正直なところ、海外でプレーする方が楽なんです」とモラタは語りました。

「5歳の息子たちは、なぜ父親に対してこんなにも怒りがあるのか理解できないと言います。昨夏、アトレティコを離れることも簡単だったと思います。経済的にもっと良いオファーがあり、ビッグクラブからの話もありました。しかし、僕はアトレティコで優勝したいという夢を持っています。人々が僕たちの試合や勝利に熱狂する姿を見ると、とてもやりがいを感じるんです」

アトレティコでの今後
「メディアで報じられていることは、クラブ関係者の話なのでしょう。もしアトレティコが8人のフォワードを獲得しようとしているなら、私はクラブの優先度には入っていないと感じます。プレーしないためにアトレティコに残っていても仕方ありません。」

シメオネ監督と話しましたか?
「いえ、全く話していません。毎夏、僕とシメオネ監督は仲が悪いという報道が出ますが、逆なんです。何の問題もありません。むしろ、人生相談のような話をすることもありますし、監督には色々と助けてもらいました。ただ、去就問題は僕だけではコントロールできないことで、クラブや監督の考えもあります。仕事再開後に話し合いをする予定です」

ミスに対する考え方
「僕は泣き言を言うつもりもありませんし、文句を言うつもりもありません。全ては受け止めます。時にはほんの少しの差で結果が変わることもあります。今年は周りの期待に応えたくて焦りすぎてしまうことがありました。イエス・キリストでさえ全ての人から好かれていたわけではありません。僕にもどうしようもないことがあります。中にはイエス様の存在を信じる人もいれば、信じない人もいるように…」

代表チーム
「スペインには、代表チームの負けを願う人が少なくありません。これは他の国では考えられないことです。サッカーファンで、スペイン人であるならば、なぜスペイン代表の勝利を願わないのでしょうか?」

「スペインで最も熱狂的なファンであっても、スペイン代表の勝利を心から願う人であっても、私以上に全力で戦う人はいないでしょう。時には、ポジティブな言葉一つでも大きな力になることを多くの人が理解していないようです。」

代表での最後の大会かもしれません。
「今回が最後の代表大会になる可能性もあります。ラウールやトーレスの記録に並ぶことも考えられますが、今は自分自身を優先して、幸せでいたいと思っています。正直なところ、スペイン国内で行われる試合よりも、アウェイでの試合の方が良いパフォーマンスを発揮できていると感じています。」

ブラジル戦でのベルナベウでのブーイングはどう影響しましたか?
「ユーロが終わったら、そのことについて話します。今はその場ではありません。自分が泣き言を言っているように思われたくないからです。」

神経の症状について
「以前よりはだいぶ良くなりましたが、就寝時に横向きになるとまだ少し痛みを感じることがあります。しかし、症状は初期に比べればかなり改善しており、日常生活に支障をきたすほどではありません。」

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