アトレティコ・マドリードは、フランス人センターバック、ロビン・ル・ノルマン(27)の獲得交渉をレアル・ソシエダと続けています。ル・ノルマンは、ロヒブランコにとって守備強化の最重要ターゲットであり、メトロポリターノでは、なるべく早い移籍合意を目指しています。理想としては、スペイン代表のユーロ初戦 (6月11日クロアチア戦) 前の合意獲得を想定していました。
ロビン・ル・ノルマン獲得に向けた交渉は進展しており、ハビ・ガランとのトレード話は含まれません。アトレティコ・マドリーとレアル・ソシエダは、両選手の獲得交渉を別個で行うことに合意しており、現時点ではル・ノルマンの獲得が優先されています。
アトレティコ・マドリーは、ロビン・ル・ノルマンの獲得に向けて、3,000万ユーロほどの移籍金を用意している模様です。これは、選手契約解除金である6,000万ユーロとはかけ離れた金額ですが、ル・ノルマン自身がアトレティコへの移籍を希望していることが、交渉を後押ししています。レアル・ソシエダ側もこの意思を把握しており、サプライズが起きない限り、ル・ノルマンの将来はメトロポリターノにあると考えているようです。専門サイトのTransfermarktによるル・ノルマンの市場価値は4,000万ユーロとされています。
そして、ハビ・ガランの問題もあります。29歳のウィングバックは1月からアトレティコ・マドリードからのレンタルでアノエタでプレーしていました。レアル・ソシエダは、前述の通りル・ノルマンとは別の取引で、彼を完全移籍で獲得する可能性もあります。
アトレティコ・マドリーは、ハビ・ガランの移籍金に1、000万ユーロほどを設定していると言われています。レアル・ソシエダは、過去数ヶ月間良好なパフォーマンスを披露したハビ・ガランの獲得を検討する必要があります。
一方、レアル・ソシエダは同じ左サイドバック候補として、マンチェスター・シティとセルヒオ・ゴメスの獲得交渉を進めています。23歳のカタルーニャ人選手を獲得するためには、完全移籍または買い取りオプション付きレンタル移籍を提案する予定です。レアル・ソシエダの会長であるアペリバイとスポーツディレクターであるオラベは、月曜日にイングランドへ渡り、交渉を行い、合意を目指しました。
セルヒオ・ゴメスを獲得できれば、レアル・ソシエダはハビ・ガランの獲得をどうするかを判断する必要があります。ゴメスを獲得できた場合、アトレティコ・マドリーはガランを市場に出すことになるでしょう。ガランは高い評価を得ているため、アトレティコ・マドリーにとって売却は容易と見込まれます。
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