アトレティコの有望なカンテラーノがポルトガルへ移籍

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来シーズンに向けて、アトレティコBはフェルナンド・トーレス監督の下で戦う新たなチーム編成に着手しています。その過程で、これまでBチームでプレーしてきた選手の中には、新たな挑戦を求めて退団する者も出てくるでしょう。報道によると、マルコ・モレノがそういった選手の一人になる見込みです。MD紙が入手した情報によれば、マルコ・モレノはアトレティコBを離れることになりそうです。

23歳のカナリア諸島出身センターバック、マルコ・モレノは、テベネット監督が指揮を執った過去3シーズンにおいて、アトレティコBの最重要選手の一人でした。この3年間、彼はシメオネ監督率いるトップチームの練習にも参加しており、トップチームデビューこそ果たせませんでしたが、直近のシーズンでは8回、2022-23シーズンは21回、2021-22シーズンも2回と、トップチームの招集を受けていました。

今夏、マルコ・モレノは例年どおりトップチームのプレシーズン練習に参加することはありません。彼はすでにポルトガルリーグの中位クラブへの移籍が決定しています。 ただし、アトレティコ・マドリーは選手の保有権の半分を保持しているため、将来的な買い戻しがしやすく、また移籍金の一部も受け取れることになります。

最近、カサウレハンドのアングヘル・ガルシア氏による報道で、カディスが2024-25シーズンに向けてマルコ・モレノの獲得を狙っていることが明らかになりました。カディスは来季、プリメーラ・ディビシオン昇格を目指しており、モレノがその一翼を担うと見込まれています。報道によれば、実はカディスは以前からマルコ・モレノに関心を抱いており、冬の移籍市場ですでに獲得を試みていました。しかしながら、アトレティコ・マドリーは当時、Bチームでの貢献と、トップチームでの緊急事態に備えてマルコ・モレノを手放す意思はなく、移籍を拒否していました。当時のトップチームは、ヒメネスとアスピリクエタの負傷離脱を抱えていたため、マルコ・モレノの存在が重要視されていたのです。

MD紙はさらに、マルコ・モレノに対して、来シーズンのディフェンスライン強化を目指して、複数のセグンダ・ディビシオンクラブが獲得に興味を示していたことも把握しています。しかしながら、選手自身とその代理人は、最終的にポルトガルリーグへの移籍を決断したようです。

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