ロドリゴ・デ・パウル (1994年、アルゼンチン、サランディ出身) は、アトレティコ・マドリーでのシーズンを終えた後、コパ・アメリカに向けたアルゼンチン代表のトレーニングが始まる前の休暇を満喫しています。今回、デ・パウルが『Muchachos, la Película de la Gente』の上映会に訪れたのも、まさにアルビセレステ (アルゼンチン代表の愛称) が理由でした。ムンド・デポルティーボ紙の独占インタビューでは、アトレティコでのシーズンを振り返り、アメリカでのコパ・アメリカについても語っています。
映画をご覧になっていかがでしたか?
私はこの映画を見たことがなかったのですが、とても感動しました。私たちにとって、人々がいかに重要であったかを伝えていて、カタールで私たちと一緒にいた選手たちと国民の間で生まれた絆が、夢を育む力となったことがよく伝わってきました。まさに壮観な映画で、あの瞬間を再び味わえるような、素晴らしい作品でした。
コパ・アメリカに向けて、最高のモチベーションとなる作品ですか?
アルゼンチン代表のユニフォームを着るだけで、大きなモチベーションを得られます。私たちは自分が何者であるかを理解しており、歴史に残る忘れられない経験をしたことを認識しています。しかし、人生は止まることなく続いていくものです。私たちは現世界チャンピオンであり、南米王者でもあります。そのタイトルを守るために、全力で戦います。サッカーでは何が起こるか分からないこともありますが、私たちは十分な能力を備えていますし、全力で戦うつもりです。
大会にはどのような状態で臨みますか?
とても良い状態です。アトレティコ・マドリーでのここ数ヶ月はとても良かったです。シーズンの終わりにはいつも疲れが出ますが、回復する時間もあります。さらに、重いケガもなかったので、非常に楽しみでやる気に満ちています。
シーズンの始めは調子が良くなかったが、最終的には良いレベルで終えました。そうですか?
はい、そうですね。シーズンには常に浮き沈みがあります。まだ自分のシーズンを詳細に分析していませんが、全体的には良かったと思います。こういった重要な大会が来ると、いつも国を代表できることが誇りです。
チームのシーズンをどのように評価されますか?
クラブが求めていた目標を達成したシーズンでした。とても献身的なチームでしたが、重要なことを成し遂げるのに少しの欠点がありました。しかし、得られた経験をすべて生かして、きっと来年もまた挑戦するでしょう。
クラブの目標は常に上位4位に入ることだと言われていますが、皆さんはそれ以上のものを求めていますか?
我々はトップ選手であり、アトレティコ・マドリーに所属している全員が勝者です。勝利を好みますが、これはゲームに過ぎず、常に勝てるわけではないことを理解しています。ですから、勝てない時は学ぶことが重要であり、その経験を活かすようにしています。
アトレティコ・マドリーでの3シーズン目ですね。タイトル獲得に意気込んで加入されましたが、まだ叶っていないですね。
それは棘ではなく、夢です。タイトル獲得を夢見ています。これまでのキャリアで多くのことを夢見て、成し遂げてきました。人生で成し遂げたことは全て努力のおかげです。さらに努力を倍増させる必要があるなら、率先して行うつもりです。きっとタイトルも獲得できるでしょう。
アトレティコはチームの刷新を考えており、多くの選手が去ることになりますが、あなたの言葉はロヒブランコであることを示しているように思えます。
ええ、もちろん。アトレティコ・マドリーでとても満足しています。クラブは私をとても信頼してくれていますので、はい、ここに残るつもりです。
アトレティコでのパフォーマンスを向上させるためにデ・パウルに何が必要でしょうか?
まだシーズンを分析していないので、以前言ったように、まだ改善できる部分も、もっとできる部分もたくさんあります。経験を積むことで成長していくことができますし、それはサッカーの世界では非常に価値のあるものです。
グリーズマンとの計画について、もう話せるのでしょうか?
それは私たちだけの秘密です、言えません。(笑)
アトレティコでプレーすることとアルゼンチン代表でプレーすることに違うプレッシャーはありますか?
いいえ。
それではコパ・アメリカの話に移りましょう。優勝候補は?
我々は前回大会の優勝者であり、ワールドカップでも優勝しました。そういった実績が我々の立ち位置を示しています。アルゼンチン代表として、世界最高の選手も擁していることから、優勝候補の一角ではありますが、強豪国がひしめいています。サッカーでは、誰もが予想するチームが勝つとは限らないことが何度も証明されてきました。だからこそ、サッカーは世界で最も魅力的なスポーツなのです。
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