先日の水曜日、アトレティコ・マドリードは、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場を決めた29チームの一角となりました。 今季のチャンピオンズリーグは、グループステージでの試合数が2試合増えるなど、フォーマットが変更されますが、シメオネ監督率いるアトレティコもその舞台に立ちます。
アトレティコに加え、すでに22チームが来季のチャンピオンズリーグ出場を決めています。スペインからは、優勝したレアル・マドリーに加え、バルセロナとジローナの出場が決定しています。
プレミアリーグからはマンチェスター・シティ、リバプール、アーセナル、アストン・ヴィラがすでに出場権を獲得しています。一方、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、トッテナム、ニューカッスルなどの強豪は出場を逃しました。
2024-25シーズンのチャンピオンズリーグでは、イタリアとドイツが最も多くのチームを提供する2つの国です。特に、前回のチャンピオンズリーグで2チームがベスト4入りを果たしたドイツのブンデスリーガは、優勝争いの有力候補と目されています。ドイツからは、バイエルン・ミュンヘン、RBライプツィヒ、バイエル・レヴァークーゼン、シュトゥットガルトの4チームが直接出場を決めています。さらに、ドイツのUEFAクラブ係数 (国全体の欧州カップ戦での成績を反映した指標) が高かったため、ボルシア・ドルトムントが 5番目の出場権を獲得しました。
イタリアでは、インテル、ユベントス、ミラン、ボローニャがすでに出場権を獲得しています。また、ドイツと同様に、アタランタも加わります。前回大会からは、ナポリやラツィオなどのスペインのチームと対戦したチームが外れたことが驚きです。また、ローマなどの伝統的なチームも外れました。
フランスでは、リール、モナコ、PSGがすでに出場権を獲得しています。オランダからはフェイエノールトとPSVが、ポルトガルからはスポルティング・クルーベ・デ・ポルトゥガルが、ベルギーからはアンデルレヒトが、スコットランドからはセルティックが、オーストリアからはシュトゥルム・グラーツが出場権を獲得しています。さらに、チャンピオンズリーグの優勝チームの調整により、シャフタール・ドネツクが、ヨーロッパリーグの優勝チームであるベンフィカと共に加わります。
現時点では、UEFAクラブ係数に基づいて、チャンピオンズリーグのポット分けが予想されています。この係数は、過去数年間の欧州カップ戦での成績を反映しており、アトレティコは2シーズン前にグループステージで敗退した影響で、係数が低くなっています。そのため、アトレティコはポット2に入ると予想されています。これは、11番目に高い係数を持つチームとなります。
ポット2には、アトレティコ以外にも、シャビ・アロンソ監督率いるバイエル・レバークーゼン、ユヴェントス、アーセナル、ACミラン、アタランタ、ベンフィカ、クラブ・ブルージュ、シャフタール・ドネツクなどが入り、いずれも強豪揃いです。
一方、ポット1には、マンチェスター・シティ、バイエルン・ミュンヘン、レアル・マドリー、パリ・サンジェルマン、リバプール、インテル、ボルシア・ドルトムント、RBライプツィヒ、FCバルセロナといった、欧州のトップクラブがひしめきます。
抽選では、各ポットから1チームずつ、計4チームが一つのグループに振り分けられます。アトレティコは、ポット1から2チーム、ポット2から1チーム、ポット3から2チーム、ポット4から1チームと対戦することになります。
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