バルセロナのセスク「アトレティコ・マドリーは0‐0のスコアを守ることにおいて最強のチーム」

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バルセロナのスペイン代表MFイニエスタは7日、スペイン紙『SPORT』とのインタビューで、2日後に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2nd Legのアトレティコ・マドリー戦に向けた抱負を語った。

本拠地カンプ・ノウでの初戦で1‐1に終わったバルセロナは、敵地ビセンテ・カルデロンでの今回の一戦ではスコアレス・ドローでも敗退となる。MFセスクは、リーガ・エスパニョーラで最少失点を誇るアトレティコ・マドリー相手に、バルセロナが厳しい状況にあることを素直に認めた。

「現在のフットボール界において、アトレティコ・マドリーは0‐0のスコアを守ることにおいて最強のチームだと思っている。彼らはわずかなアドバンテージを得た状況でどのようにプレーすべきか心得ている」

その一方でセスクは、ここまで6シーズン連続でベスト4入りしてきたチームの底力への揺るぎない自信を表した。

「僕らにとっては難しい試合になる。かつてないほどにバルセロナらしく戦わなければならない。彼らのようなチームと対戦する際は、ボール・ポゼッションを普段以上に高め、パスを出す時に一層の注意を払う必要がある。彼らは戦いの礎となる確固たるスタイルを持っているが、僕らにはそれを無力化するだけの武器がある。また、彼らがカンプ・ノウでゴールを決められたのだから、僕らもカルデロンでゴールを決められるはずだ。このチームには厳しい状況を乗り越えるだけの力がある」

アトレティコ・マドリーとは今シーズンここまで4戦して全てドローと、1度も勝利を上げられていないバルセロナ。しかし、セスクにはネガティブな思考は一切ないという。

「アトレティコ・マドリーとまた戦わなければならないことを、やっかいだと考えたことなど一瞬たりともない。これは満喫すべき試合だ。また、準々決勝敗退が失敗かどうかなどという事も頭の中にはない。それは敗者の兆候だからね。僕達はサポーターに喜びを与えることだけを考えている」

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