アトレティコ・マドリーは1日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグでバルセロナと対戦する。MFチアゴ・メンデスはチームをロビン・フッドトにたとえ、周囲がアトレティコに共感できるはずだと語った。
リーガエスパニョーラで首位に立ち、勝ち点1差のバルセロナとタイトルを争っているアトレティコ。チアゴは前日会見で次のように語った。
「人々はアトレティコとアイデンティティーをともにすることができる。社会は不況の真っただ中にあり、僕たちは強大なクラブとリーガやCLを争っている。人々は、向かい風に必死に抵抗するアトレティコと共感することが可能だ。このチームはロビン・フッドに似ているね」
ファーストレグはバルサの本拠地カンプ・ノウで行われる。チアゴは初戦でゴールを奪うことが重要だと語った。
「アウェーゴールは大きなアドバンテージになる。彼らがボールを保持し、僕たちが組織でそれに対抗する試合となるだろう」
アトレティコが期待するのはもちろん、FWジエゴ・コスタの爆発だ。
「ほかのチームメートと同様に、ジエゴ・コスタは大きな期待を抱いてすべての試合に臨んでいる。それが、彼が成功している秘密の一つだよ。CLで戦うことは、選手にとって本当に重要なものだ」
CLでの経験はバルセロナに一日の長がある。だが、自身も経験豊富なチアゴは、次のように話している。
「準々決勝でプレーしたのは2回だけだ。バルセロナは6年連続で準決勝に進出し、2度優勝を果たしているね。だけど、アトレティコにも決勝という舞台で戦った経験を持つ選手たちが多い。このチームが自信を欠くことはないよ」
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