アトレティコ・マドリーは、チャンピオンズリーグ準々決勝でボルシア・ドルトムント相手に敗れ、ベスト4進出を逃しました。試合は荒れ模様の展開となり、アトレティコは後半に一度2-2の同点に追いつきましたが、その後2失点し、力尽きました。
エディン・テルジッチ率いるドルトムントの方がシュートチャンスが多かったものの、決定的なチャンスはアトレティコの方が多くありました。特に際立っていたのは、モラタとコレアの得点機会。前半開始早々の5分には、スペイン代表FWのモラタがコベルと1対1になりましたが、シュートを外してしまいます。
後半開始早々にも同じようなことが起こりました。今度はアルゼンチン人FWのコレアが主役です。見事な方向転換を見せシュート態勢に入ったものの、狙いを定め切れずシュートはポストをかすめて外れてしまいました。
そして、この時ジグナル・イドゥナ・パルクで試合を象徴するような光景が起きました。ディエゴ・シメオネが、同胞のコレアが逃した決定機に対して、絶望の表情を浮かべてピッチに飛び出し、うつ伏せになったまま数秒間ピッチにへばりついたのです。
この一場面は世界中で話題になり、火曜日の夜にドルトムントで起きたことの多くを説明しています。そこで、マドリードのアトレティコはチャンピオンズリーグの夢にさよならを告げました。
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