シメオネ:「もし私たちが決定力を持っていたら、6-4で勝っていたでしょう」

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ディエゴ・パブロ・シメオネ監督は、2024年4月16日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝、ドルトムント戦の敗戦後、チームの敗退について分析しました。

分析
「私の解釈では、両試合で、両チームのゴールチャンスを見ると、常にアトレティコのほうが優位に立っていたと感じている。この試合ではアルバロの決定機があったが、残念ながら得点に繋げられなかった。2点目のシーンも、アンヘルが素晴らしいチャンスを作ったが、相手は少ないチャンスを確実に得点に繋げた。もっと決定力を発揮できていたら、6-4で勝てたと思う。しかし、それができなかった。選手たちの努力は非常に素晴らしかったが、幸運の女神が味方していれば、異なる結果になっていたかもしれない。」

前半は左サイドをコントロール
「前半は左サイドを上手くコントロールできたが、右サイドは相手からの攻撃を許してしまった。カウンター攻撃は上手く抑えられたが、重要な場面で失点を喫してしまった。リーノの3点目、アルバロの1点目へのチャンス、そしてコヘアのチャンスなど、得点に繋がる場面がいくつかあった。さらに、2-2で迎えた好調な時間帯に相手が素晴らしいゴールを決め、4点目を奪われたことで、逆転のチャンスが遠のいてしまった。」

モラタの交代
「モラタを交代したのは、後半のコヘアの活躍を期待してのことだった。」

終盤の失速
「試合終盤はチャンスを創出することができず、前半や試合序盤のようにチャンスを作ることができなかった。」

何が不足していたのでしょうか?
「説明は簡単だ。攻撃面と守備面の両方で決定力が足りなかった。これ以上説明のしようがない」

決定力は練習で向上できるのか?
「難しい問題だ。選手の持つ特性が大きく影響する。成功率が80%の選手もいれば、40%の選手もいる。それは生まれ持った才能の一部だ。ボール奪取、ゴール、パス成功率など、それぞれの成功率によって選手の能力は表れ、それが最終的にチームとしての差を生む。」

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