29日のリーガエスパニョーラ第31節、アトレティコ・マドリーは敵地サン・マメス・バリアでのアスレチック・ビルバオ戦を2－1で制した。今節も首位の座を維持したアトレティコだが、ディエゴ・シメオネ監督は優勝争いを意識していないことを再度強調している。
スペイン『マルカ』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。
「自分の考え方を変えることはない。我々はこれまでと同様に平静を保ち、この現実を一分一分楽しんでいく。一分一分、各練習、各試合と、我々の生きる現実を享受させてほしい。それ以上先のことを考えれば、マドリーかバルセロナと同等の可能性を持ち得ることはない」
「我々に彼らのようなタレントはない。しかし、ここにはチームが存在している」
試合自体については、次のように振り返った。
「これまで戦ってきたリーガの試合の中でも、最高の一戦の一つだ。チームは先制点を許した後にも苦しむことなく、偉大な試合を演じるための強さを示した。ここのような難しいピッチで得た勝ち点3は素晴らしいものであり、我々に喜びを与えてくれる。もちろん、その勝ち方も含めてね」
アトレティコの得点を記録したFWジエゴ・コスタ、MFコケにも触れている。
「コスタは並外れたフィジカルの強さが際立っていた。チームメートはコスタを最大限生かそうと試みており、彼自身も快適にプレーできている。コケは我々にとって本当に重要な選手であり、プレーのほか戦術的な判断力に長けている。現在はリーガ最高の一選手に数えられるね」
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