メンフィス・デパイの「檻の中のライオン」発言が示すもの

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アトレティコ・マドリーは、チャンピオンズリーグ準々決勝のインテル戦を前に、主力選手の一人であるメンフィス・デパイを負傷で欠くことになりました。

選手は3~4週間の離脱が必要です。残念ながら、この最近ではそれに慣れてしまっています。 ケガは “ライオン”の全盛期を見ることを許していません。

今回の負傷により、デパイはインテル戦だけでなく、ボルシア・ドルトムント戦、ラ・リーガのジローナ戦、アラベス戦など、今後の重要な試合を欠場することになります。

医療検査の結果、デパイの負傷の程度が判明しました。「アトレティコ・マドリーは、メンフィス・デパイ選手が左脚の筋肉系を損傷したと発表いたします」とクラブはコメントしています。今回の負傷は、練習中のボールを使ったメニューでの動きの中で発生したものでした。残念ながら、デパイにとってはこの種のけがが初めてではありませんでした。

昨シーズン終了時、デパイは『今シーズンは自分にとって厳しいシーズンだった。精神的にもかなり手こずった。キャリアの中で一番過酷なシーズンだったかもしれない。しかし、このようなアクシデントもフットボール選手のキャリアの一部なんだ。乗り越えた後には、きっとまた良いことが待っている』とコメントしていました。 ふくらはぎの筋肉の問題により、シーズンの終盤戦を欠場するアクシデントに見舞われていました。

デパイは、今シーズンの開幕時にはこの問題が解消していることを期待していました。実際、プレシーズンの最初の数週間は回復に充てられました。アトレティコ・マドリーへ移籍が決まった後、彼はもともと行っていた特別なコンディショニングメニューを変更しましたが、残念ながら状況は大きく好転しませんでした。

デパイの度重なる負傷
今回の負傷は、デパイにとって今シーズン4度目、アトレティコ・マドリー移籍後6度目の負傷となります。

デパイ選手の負傷歴をデータで見てみましょう。

  • アトレティコ・マドリー加入後、負傷による欠場は 2シーズン合計で26試合に上ります。
  • 2022-23シーズンは 11試合
  • 2023-24シーズンは 15試合

出場可能だった試合数は 42試合 で、そのうち 37試合 に実際に 出場 しています。
スターティングメンバーとして出場したのは 14試合 で、13ゴールと2アシスト を記録しています。

負傷のため、ジローナ戦もスタンドでチームを応援するしかなかったデパイ。SNSには心境を吐露する投稿がなされました。「怪我でピッチ外からチームを見るのは辛い」という言葉からは、無念さや焦りが感じ取れます。

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