アトレティコ、D・コスタ&コケ弾で新サン・マメスを再度攻略

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29日のリーガエスパニョーラ第31節、アトレティコ・マドリーは敵地サン・マメス・バリアでのアスレチック・ビルバオ戦を2-1で制した。4連勝のアトレティコは勝ち点を76に伸ばして今節も首位を維持。1勝3分け1敗と3月を低調な成績で終えたビルバオは、5位セビージャと勝ち点6差、明日に試合を控える6位レアル・ソシエダと7差で4位に位置している。

コパ・デル・レイ準々決勝でサン・マメス・バリアを初めて攻略したチームとなったアトレティコ。優勝争いを繰り広げている状況で再度カテドラル(サン・マメスの愛称、大聖堂の意)に乗り込んだが、試合開始から6分後にビハインドを背負ってしまう。サン・ホセのフィードからムニアインにペナルティーエリア内への侵入を許し、ループシュートでGKクルトワが守るゴールを破られた。

困難な状況に陥ったアトレティコは13分、コケのフィードからジエゴ・コスタが最終ラインを抜け出すも、GKイライソスとの1対1を制することはできず。だが、その後もD・コスタを走らせる形で得点を狙うと、22分にその攻撃が結実する。イトゥラスぺの横パスを奪ったソサのパスから、ブラジル出身FWがペナルティーエリア内左に侵入。左足のシュートでリーガ25得点目を決めた。

アトレティコはさらに34分、左サイドを突破したフィリペの折り返しからフリーのラウール・ガルシアがシュートを放つも、これはクロスバーの上へ。また35分に最終ラインを抜け出したスサエタにGKクルトワも突破されるも、ヘディングシュートはサイドネットを揺らすのみと、何とか難を逃れた。

アトレティコが勝ち越し弾を決めたのは、後半開始から10分後のこと。オーバーラップしたフィリペのニアサイドを狙ったクロスから、コケがヘディングシュートを突き刺した。その後ビルバオの攻勢に遭ったアトレティコだが、クルトワが好守を連発して失点を許さず。86分にはD・コスタを倒したラポルテが2回目の警告で退場となり、数的にも優位に立って終了まで過ごしている。

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