シメオネ:「アトレティコはまだ優勝候補ではない」

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リーガエスパニョーラ第30節終了時点で首位に立つアトレティコ・マドリーだが、ディエゴ・シメオネ監督は同チームが「まだ優勝候補ではない」ことを強調している。スペイン『マルカ』がコメントを伝えた。

29日のリーガエスパニョーラ第31節、敵地サン・マメスでのアスレチック・ビルバオ戦を前に会見に出席した同指揮官は、次のように話した。

「我々はまだ優勝候補ではない。残り4~5試合になるまではね。我々は優勝争いを意識してはいない。期待を抱いているのはファンであり、選手たちは明日のピッチで戦う必要がある。チームは幻想ではなく、現実の世界で生きなくてはならない」

「リーガのフィナーレを占うことはない。そうではなく、すべきことに集中しなければならない。各試合を決勝と思って戦う必要がある。私は現実の範疇にチームを置いておきたい。より快適にプレーすることができる“試合から試合へ”の範疇にね。アトレティコがその方針から離れるわけにはいかないんだ。我々はこのチームの長所と欠陥を理解しており、それが最も適した進み方だ」

ビルバオについては、次のような見解を示している。

「我々と同様に彼らも良いシーズンを過ごしている。セビージャが後ろから追っているがね。用心してこの一戦に臨む必要があるし、自分たちの得意とするところに試合を運んでいかなければならない」

今季絶望の重傷を負ったバルセロナGKビクトール・バルデスにも触れた。

「彼の負傷について自分から意見するのは、好ましいことではないだろう。ただ、私からは全面的な支持の気持ちを伝えたい。彼は強靭な人間であり、並外れた選手だ。誰もが早くピッチに戻ってくることを望んでいる」

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