GKエレナ・レテのPKストップと好セーブ、そして4度もバーに阻まれたアトレティコフェメニーノは、コパ・デ・ラ・レイナ準決勝第1戦で、より有利な結果を得ることができませんでした。しかし、ガビ・ガルシアが終盤にアマイアの得点に追いつく同点ゴールを挙げたため、アトレティコは、ズビエタで勝利すれば、昨シーズンレアル・マドリーに勝利して獲得したタイトルを防衛することができます。
アトレティコは、コパ・デ・ラ・レイナ準決勝第1戦の立ち上がりから試合を支配しました。マノロ・カノ監督率いるアトレティコは、前半戦から守備と攻撃の両面でレアル・ソシエダを上回り、攻勢を仕掛けました。しかし、決定的なチャンスはなかなか訪れませんでした。前半終了間際に、エヴァ・ナバロのコーナーキックが直接ゴールを襲う場面や、メナヨのフリーキックがありましたが、得点には至りませんでした。一方、レアル・ソシエダはネレア・イサギーレのフリーキックが最大のチャンスでしたが、これはアトレティコGKが好セーブで防ぎました。
アトレティコの攻勢の中で、アジバデがエリア内で脛を蹴られ、転倒しました。あまりにも明らかなペナルティだったため、レアル・ソシエダの選手も抗議しませんでした。しかし、シェイラ・ギハロが蹴ったペナルティは、レテの好セーブに阻まれてしまいました。
さらに、前半終了間際にも、アトレティコにビッグチャンスが訪れました。シェイラ・ギハロがヘディングシュートを放ちましたが、ボールはバーに直撃して跳ね返ってしまいました。PKは失敗したものの、より難しいシュートを打っていたのです。
前半はアトレティコが優勢でしたが、後半はさらに攻勢を強めました。アトレティコはラインを上げ、レアル・ソシエダを自陣に押し込みました。しかし、ここでも レアル・ソシエダのGK、エレナ・レテ が立ちはだかりました。前半のPKセーブに続き、後半も ガビ・ガルシア、エヴァ・ナバーロ、そしてシェイラ・ガルシア のシュートを次々と見事にセーブしました。
さらに ボー・リサ のシュートもバーに弾かれ、それでもアトレティコは攻撃の手を緩めず、後半にもシェイラ・ギハロ が倒されてPKになるのではないかという場面もありました。
攻勢を続けていたアトレティコでしたが、誰もが予想していなかった場面で失点してしまいます。レアル・ソシエダはカウンターアタックを仕掛け、アマイウル がモラザをかわして ローラ・ガジャルド との 1対1 を制し、ゴールネットを揺らしました。この失点により、アトレティコの勢いは完全に削がれてしまいました。
試合を通して見られた傾向通り、アトレティコはレアル・ソシエダのゴールエリアに攻め込み続けました。ルドミラのシュートがバーに当たり、なんと この試合3本目のバー直撃を記録しました。さらにロスタイムには バニーニのシュートがクロスバーに弾かれ、なんと アトレティコは4度目のバー直撃を喫しました。攻撃は絶え間なく続いていました…
そして、ロスタイムにようやくアトレティコの粘りが報われます。メナヨが左サイドからクロスを上げ、ガビ・ガルシアが見事なヘディングシュートで エレナ・レテ を破り、ボールはゴールネットを揺らしました。この値千金の同点ゴールは、アトレティコの粘り強い戦いぶりに対する最高の報酬となりました。
ATLÉTICO DE MADRID 1–1 REAL SOCIEDAD
Atlético de Madrid: Lola Gallardo, Shei, Cinta R., Menayo, Moraza, Bøe Risa (Banini 74’), Gaby G., M. Cardona (Santos 46’), Ajibade (Crnogorčević 63’), Eva Navarro (Ludmila 63’) y Sheila (Lucía Moral 89’).
Real Sociedad: Lete, Bernabé, Tejada, Etxezarreta, Emma (Vanegas 74’), Apari, Franssi, Andreia, N. Eizagirre (Cecilia 81’), Jensen y Lorena (Amaiur 57’).
Arbitra:Cebollada López, quien amonestó a las rojiblancas Ajibade (50’) y Cinta (62’) y a las visitantes Lorena (48’) y Emma (63’).
GOLES:
0-1, min. 64, Amaiur
1-1, min. 90+2, Gaby G.
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