ジエゴ・コスタは、2011年にトルコ移籍に迫っていたことを明かし、破談に終わってからの活躍により代表に選出されたことで、自身の運命を信じていると語った。
今季リーガエスパニョーラで26試合21得点を記録しているD・コスタ。5日に行われるイタリア代表との国際親善試合に備えるスペイン代表にも招集され、デビューが期待されているところだ。
2010年にアトレティコに加入したD・コスタだが、移籍1年目は結果を残せず翌年の夏に移籍する可能性もあったようだ。スペイン『カナル・プリュス』で、負傷によって移籍が破談になったことを打ち明けている。
「その日は午後の練習だったんだ。(午前中に)代理人から電話があってね。トルコに移籍する旨を伝えてきた。すでにクラブはオファーを了承していて、僕次第となっていた。それから練習に行って、ケガをした。それが重傷だった」
「僕は神様や運命を信じている。良いことも悪いことも、それぞれの人生が描かれる。僕には、それ(負傷)が起きた。もう一度ゼロから始めなければいけなかった」
負傷から明けたD・コスタは、2012年1月にラージョ・バジェカーノにレンタル移籍を果たす。そこで16試合10得点と結果を出したが、所属元のアトレティコには外国人枠の問題で出場機会を保証できないと告げられた。
「人生において、人は明確な考えを持たなければいけない。監督は、僕を戦力として数えていないと直接言ってきた。僕はそれを理解した上で、練習したんだ。それでも、まるで出場できることを信じるように練習した」
「監督は、いつも面と向かって話してくれる。僕の人生は闘いの連続だったんだ。それは、僕が自分の内側に備えている何かだね。達成するまで、あきらめずに闘うんだ」
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