メンフィスは大きなチャンスの前でろうそくを吹き消す

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アトレティコ・マドリーのストライカーであるメンフィス・デパイは、本日1994年オランダのモールドレヒトで誕生したこの日、30歳の誕生日を迎えます。コルチョネロとしての2シーズン目を迎えたデパイは、PSVアイントホーフェン、マンチェスター・ユナイテッド、オリンピック・リヨン、FCバルセロナでプレーした後、ついにメトロポリターノにたどり着きました。

今シーズンはチームにとっても自身にとっても重要な時期であり、ヨーロッパ最高峰の舞台でキャリアを積んできたデパイにとって、大きな節目となります。アルバロ・モラタの負傷により2〜3週間離脱することが発表されたため、デパイにはアトレティコ・マドリーでのスタメン定着という絶好のチャンスが訪れています。

アトレティコ加入1年以上にわたってレギュラーポジションを獲得できなかったのは、2つの理由が考えられます。1つは怪我による出場機会の少なさ、もう一つはスペイン代表キャプテンが良いパフォーマンスを見せており、ディエゴ・シメオネによってほとんどの場合に選ばれていたことです。

しかし、現在は最後の怪我も克服し、コンディションも整っているデパイにとっては、アトレティコ・マドリーでの躍進を遂げる絶好の機会だと言えます。これまでロヒブランコとして出場した29試合のうち、スタメンはわずか10試合でしたが、出場1試合あたりの平均ゴール数は1.06と高い得点力を誇っています。この数字をさらに伸ばし、今後の試合でシメオネ監督が選ぶ「9番」のファーストチョイスとなることが予想されます。

モラタの離脱の影響
モラタは、最短でもラス・パルマス、インテル、アルメリアとの3試合を欠場することが予想されています。さらに、コパ・デル・レイ準決勝のサン・マメスでの第2戦と、ベティスとのメトロポリターノでの試合も欠場する可能性があります。これらの試合は、メンフィスにとってアトレティコでの評価を大きく上げる絶好の機会となります。

2025年まで契約しているメンフィスですが、来シーズン以降のクラブ残留は不透明です。メンフィスは、良いパフォーマンスとゴールでその不安を払拭する必要があり、ラス・パルマス戦と来週のミラノ戦から良い結果を残すことが求められます。

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