コケ、ダービー制覇を信じる「レアル・マドリーにも弱点はある」

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アトレティコ・マドリーのスペイン代表MFコケは、レアル・マドリーを本拠地ビセンテ・カルデロンに迎えての“マドリード・ダービー”を3日後に控えた27日、大一番に向けた意気込みを述べた。

レアル・マドリーに対して、昨シーズンのコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)決勝、今シーズンのリーガ・エスパニョーラ第7節と連勝したものの、逆に今月上旬に行われたコパ・デル・レイ準決勝では連敗を喫したアトレティコ・マドリー。勝利した2試合ではいずれも決勝ゴールをアシストしているコケは、今回のダービーも予測不可能な戦いが待ち受けていると感じているようだ。

「どの試合も異なる様相を持つ。昨シーズンのコパ決勝は、最終決戦らしい試合だった。今シーズンのリーガでの初対決は、僕らが良い流れで迎えたのに対し、彼らはそれほどではなかった。一方、先日のコパ準決勝は、彼らの方が状態で上回っていた。今回の試合も違った展開になるだろう。唯一言えるのは、2チームが激しくぶつかり合うということだ」

レアル・マドリーに3ポイントの差を付けられているアトレティコ・マドリーにとって、今回のダービーは優勝争いに踏みとどまるための重要な一戦となるが、コケは、普段通りの戦い方をするとの姿勢を貫いた。

「まだ多くの試合が残されているものの、ダービーで両チームの差が6ポイントに広がる可能性があることも事実だ。しかし、僕達はこれまで言い続けてきた通り、目先の1試合に全力投球するまでだ。それゆえ、今回の一戦も他の試合と同様に、決勝のつもりで戦うことになる」

両チームは現在、レアル・マドリーが公式戦での無敗記録を27試合に伸ばしているのに対し、
アトレティコ・マドリーは最近の公式戦6試合で4敗を喫するなど、好対照な戦いを繰り広げている。しかし、コケはレアル・マドリーの充実ぶりを認めながらも、付け入る隙はあるとの見解を示した。

「今のレアル・マドリーは、守備面では大きな進歩を見せており、攻撃面では個々の選手の能力がひときわ高い。しかし、フットボールの世界に無敵のチームなど存在しない。彼らにも弱点はあるので、どのようにそこを突くべきか監督から指示があるはずだ」

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