ミラン戦勝利の立役者クルトワ「試合の鍵となるセーブができた」

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19日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦1st Leg、アトレティコ・マドリーはアウェイでミランに1‐0で先勝した。

この試合、前半はミランに決定機を何度か作られたアトレティコ・マドリー。しかし、最大のピンチとなった相手MFポーリのヘディングをGKクルトワのスーパーセーブで凌ぐと、両チーム無得点で迎えた83分にFWジエゴ・コスタが値千金の決勝点を奪った。

勝利の立役者となったクルトワは、ディエゴ・シメオネ監督からも「GKの活躍が決定的だった」と絶賛された自身のセーブに満足感を表すと共に、前半を無失点で乗り切ったことが後半の逆襲に繋がったとの見解を示した。

「前半は少し苦しめられた。立ち上がりは良いスタートが切れたが、その後は危ない場面を作られた。だが幸いにも、ポーリの強烈なヘディングを止めることができた。あれは試合の鍵となるセーブだったね。迎えた後半は、彼らはあまりチャンスを作れず、逆に調子を上げた僕らがゴールを決めることができた」

クルトワはまた、試合の流れを変えるシステム変更を行ったシメオネ監督の戦術眼を称賛した。

「僕達は前半、ツートップでプレーしたが、中盤でデ・ヨンクにスペースを与え過ぎてしまっていた。しかし、ハーフタイムに監督から指示を受け、後半は中盤を4人から5人に増やした。このワントップへの変更が上手く行き、僕達はプレーを大幅に改善することができた」

アウェイでの完封勝利により、準々決勝進出に向けて貴重なアドバンテージを手にしたアトレティコ・マドリー。だが、クルトワは慢心することなく2nd Legに向けて気を引き締めた。

「もう準々決勝進出を決めたなどとは考えてはならない。なぜなら、今日僕らができたように、彼らもアウェイ・ゴールを決めることが可能だからだ。2nd Legも厳しい90分になるだろう。だが、ホームのサポーターの声援があれば、僕達は必ずや目的を達成できるはずだ」

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