アトレティコ・マドリー戦で26試合無敗のカシージャス、「まさかこんな記録が達成できるとは」

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11日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝2nd Leg、アウェイでアトレティコ・マドリーと対戦したレアル・マドリーは、FWクリスティアーノ・ロナウドの2本のPKにより2‐0で勝利を収め、1st Legとの合計スコアを5‐0として2シーズン連続で決勝に駒を進めた。

レアル・マドリーにとってこの一戦は、昨シーズンの決勝で苦杯を嘗めたアトレティコ・マドリーにリベンジを果たしただけでなく、多くの記録が達成された試合となった。

今回の完封勝利により、昨シーズン決勝の延長戦から続く同大会での連続無失点を741分に伸ばしたレアル・マドリーは、1989年にバルセロナが記録した696分を抜いて歴代1位に躍り出た。

レアル・マドリーはまた、1912年のバルセロナ、1916年のA・ビルバオに続き、決勝まで無失点で勝ち上がった史上3番目のチームとなった。とはいえ、1910年代は参加チームが極めて少なく、バルセロナは一発勝負の準決勝を戦ったのみ、A・ビルバオに至っては1試合も戦わずに決勝に駒を進めており、8試合連続のクリーンシートで決勝に進出したレアル・マドリーの方が内容が濃いのは明らかだろう。

一方、この日もファインセーブでチームの完封勝利に貢献し、自身が出場した“マドリード・ダービー”での無敗記録を26試合に伸ばしたGKカシージャスは、「記録には殆ど興味がない」としながらも、宿敵相手の好成績に満足感を表した。

「アトレティコ・マドリー相手に黒星を喫しないというのは気分がいいものだ。そういった意味で、ダービーでの無敗がまた1試合伸びたのは嬉しいね。初めてダービーに出た時は、まさか将来こんな記録が達成できるとは思ってもみなかったよ」

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