アトレティコ・マドリードはディフェンスが不足しています。まず、9月のリーグ第4節に延期された、セビージャとのホームゲームでです。この試合に向けて、ディエゴ・シメオネ監督は、センターバックで2人の欠場が確定しています。2人とも出場停止による欠場です。
欠場するのは、ステファン・サビッチとマリオ・エルモーソの2人で、サビッチは、火曜日のヘタフェ戦で2枚のイエローカードで退場し、1試合の出場停止処分を受けなければなりません。マドリード出身のエルモーソも同様に火曜日の試合で青色のチームに対してシーズン5枚目のイエローカードを見てしまったため、同じく1試合の出場停止が科せられます。
ヒメネスの疑念
チョロにとって、2人の欠場は痛手です。さらに、ホセ・マリア・ヒメネスの状態も微妙です。ウルグアイ代表DFはビルバオ戦から何らかの不調を抱えており、月曜日にマハダオンダでのチーム練習を欠席しました。クラブによると、ヒメネスは「個別トレーニング」を行っていましたが、翌日にはヘタフェ戦のメンバー入りを果たせませんでした。
金曜日の練習が、ヒメネスが出場できるかどうかを判断する鍵となります。もしヒメネスが出場できなければ、土曜日の守備は、アスピリクエタ、ヴィツェル、ソユンジュの3人で組まれる可能性が高いでしょう。ヘイニウドは、2月のサンティアゴ・ベルナベウでのダービーマッチで重傷を負って以来、試合に出ていませんが、再び出場する機会を待っています。
守備の安全性が低下
ディフェンス陣の欠場が続く中、チームの守備の安全性が低下しています。直近の2試合で、アトレティコは5失点(アスレティックに2失点、ヘタフェに3失点)を喫しました。直近5試合で、無失点に抑えたのは1試合のみです。
しかし、問題はそれだけではありません。アトレティコは、単純に失点数が増えているだけでなく、相手に多くのチャンスを与えてしまっています。バルセロナに6本、アルメリアに4本、アスレティック・ビルバオに10本(うち1本はPK)のチャンスを与え、ヘタフェには7本を与えました。ヘタフェ戦では、アトレティコは10人でのプレーを余儀なくされましたが、それでも1-0、3-1とリードしました。しかし、87分に3-2に追いつかれ、92分にPKで3-3と引き分けました。
これらの試合で、アトレティコは合計27本の被シュートを受けました。これは、ディエゴ・シメオネ監督がチームに求める堅守とは程遠い数字です。対戦相手の1試合平均のシュート数は、6.75本にも上ります。比較すると、直近13試合では、対戦相手のシュート数は46本でした。つまり、直近4試合の平均は、直近13試合の平均のほぼ半分(3.5本)です。
その4試合の中で、対戦相手のシュート数が5本を超えたのは、レアル・マドリーのみでした。しかし、今シーズンの直近4試合では、バルセロナ、アスレティック・ビルバオ、ヘタフェも5本以上のシュートをアトレティコに浴びせています。
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