4日に行われたリーガ・エスパニョーラ第18節、アウェイでマラガに1‐0で勝利し、首位バルセロナと同勝ち点の2位の座をキープしたアトレティコ・マドリー。決勝点を挙げたスペイン代表MFコケが試合を振り返った。
コケはまず、自身の値千金のゴールを喜びながらも、チームとして好結果を残せたことに満足感を表した。
「これは極めて重要な勝利だ。僕達は休暇明けの一戦の難しさも、マラガの手強さも十分に分かっていたけれど、実際に厳しい試合になった。彼らの守備は本当に手堅かったが、最終的に僕のゴールで勝利を手にすることができた。とはいえ、最も重要なのは3ポイントを持ち帰れたことだ。相手が守備的にプレーしてくるということは、自分達が良い戦いをしていることの証でもある」
この試合、出場停止のMFガビおよびMFラウール・ガルシア、故障中のMFマリオ・スアレスがいずれも不在となったため、サイドではなく中央でプレーしたコケ。しかし、ポジションは問わないとの意思を表明している。
「ドブレ・ピボーテ(ダブル・ボランチ)はいつでもやり易いね。これまで何度もプレーしてきたポジションなので何の問題もない。いずれにしても、監督が望むポジションなら、僕はどこでも喜んでプレーするよ」
アトレティコ・マドリーは今節の白星により、本拠地ビセンテ・カルデロンにバルセロナを迎え次節に勝利すれば、首位に立って前半戦を折り返すことになる。この現況を踏まえたコケは、まずは7日に敵地メスタージャで行われるコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)5回戦1st Legのバレンシア戦に集中するべきとの姿勢を貫きながらも、バルセロナとの首位攻防戦にも自信を示した。
「冬の王者になっても何の意味も持たない。重要なのはシーズン終了時にどの順位にいるかだ。それに加え、今の僕達にとってはメスタージャで良い結果を残すことが先決だ。まずはバレンシア戦をしっかりと戦い、そのうえでバルセロナ戦のプランを考えることになる。いずれにしても、アトレティコ・マドリーは大会の種類に関係なく勝利を目指すチームであり、いかなる相手も恐れたりしない。たとえそれがバルセロナであったとしてもね」
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