先日、スペイン代表に初招集されたアトレティコ・マドリーのFWジエゴ・コスタだが、待望のデビューはお預けとなってしまった。
母国のブラジルではなく、一流選手に上り詰めたスペインでの代表入りを選択したジエゴ・コスタは、今月16日および19日に赤道ギニア代表、南アフリカ代表とそれぞれ対戦する国際親善試合に向けたメンバーに選ばれた。ところが、10日のビジャレアル戦で右足を負傷した同選手は、翌11日に行われた精密検査により内転筋の肉離れとの診断が下されたため、代表を辞退することとなった。
これによりジエゴ・コスタは、来年3月5日に予定されているイタリア代表との国際親善試合での再招集を待たなければならなくなった。とはいえ、この一戦は奇遇にもアトレティコ・マドリーの本拠地ビセンテ・カルデロンで行われるため、同選手のスペイン代表デビューは熱狂的な盛り上がりを見せることになりそうだ。
なお、ビセンテ・デル・ボスケ監督は、ジエゴ・コスタの代わりにユヴェントスのFWジョレンテを追加招集した。また、10日のベティス戦で右膝に違和感を訴えたバルセロナのMFセスクの代わりには、同選手のチームメイトのDFバルトラが初招集を受けた。
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