27日に行われたリーガ・エスパニョーラ第10節、アトレティコ・マドリーは本拠地ビセンテ・カルデロンでベティスに圧勝した。これにより、首位バルセロナから1ポイント差の2位の座をしっかりと守ったアトレティコ・マドリー。この日の主役は、キャリア初スタメンながら開始わずか12秒で先制ゴールを挙げたU‐21スペイン代表MFオリベルと、2ゴール1アシストを決めたスペイン代表FWビジャだろう。
トルコ代表MFアルダの欠場により巡って来たチャンスを生かしたオリベルは、試合後のインタビューで喜びを爆発させた。
「子供の頃からの夢が叶った。チームメイトは僕がどれだけこの日を待ち望んで来たか知っている。スタメンとしてピッチに立てるというのは素晴らしいことだ。さらに、父の誕生日にこれほど早く得点できるなんて思ってもみなかった。このゴールは今後に向けた自信となった」
一方、そのオリベルを「彼には素晴らしい将来が待っている。全てを兼ね備えた少年なので、じっくり見守る必要がある」と称賛したビジャは、公式戦9試合振りとなる自身のゴールを冷静に振り返った。
「ゴールだけではなく、勝利に満足している。そして、自分の調子が良いことにもね。状態に問題があった時期はピッチの上で苦しめられたが、ようやく最近は落ち着いてプレーすることができていた。それゆえ、遅かれ早かれゴールが生まれることは分かっていた。キャリアが物語っている通り、僕は常にゴールを決めてきたからね」
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