FCインテル・ミラノが、FCアンジ・マハチカラへ移籍したサミュエル・エトーの穴を埋めるべく、クラブ・アトレティコ・マドリーからディエゴ・フォルランを移籍金推定500万ユーロ(約5億5000万円)で獲得した。
フォルランはネラッズーリ(インテルの愛称)との2年契約にサイン。9月1日には入団記者会見が開かれることになっている。「32歳でインテルのようなビッグクラブに加入できるチャンスは、誰にでも訪れるものではない。自分の決断に満足している」と語ったフォルランは、アトレティコで公式戦通算196試合に出場し、96得点を記録した。
「アトレティコには、(2008-09シーズンに)シャルケに勝ってUEFAチャンピオンズリーグ出場を決めたことや、UEFAヨーロッパリーグでの優勝、さらには(ESM)ゴールデンシューの獲得、決勝で惜しくも敗れてしまった2010年のスペイン国王杯など、たくさんの思い出がある」とフォルランは続けた。
フォルランはCAインデペンディエンテ、マンチェスター・ユナイテッドFCを経て、2007年に3年を過ごしたビジャレアルCFからアトレティコに加入。2010年のフラムFCとのUEFAヨーロッパリーグ決勝では、延長戦での決勝点を含む2ゴールを挙げて、チームを優勝へ導いた。
同年には、ウルグアイ代表でも2010 FIFAワールドカップでチームを準決勝に導き、FIFAゴールデン・ボール賞を受賞している。また、この夏はパラグアイとのコパ・アメリカ決勝で2ゴールを挙げて3-0の勝利に貢献した。スペインではアトレティコとビジャレアルで4シーズン、プレーしたことになる。
コメント