大舞台で夢をかなえたレジェス

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モナコで行われたUEFAスーパーカップは、クラブ・アトレティコ・マドリーがFCインテル・ミラノに2-0で快勝した。アトレティコが勝利に値していたと胸を張るホセ・アントニオ・レジェスは、このタイトルが新シーズンへの弾みとなるよう期待している。

レジェスは60分、インテルの守護神ジュリオ・セザールに好セーブを強いると、その2分後にもマイコンを抜き去ってからシュート。ブラジル代表GKの手に当たったボールはネットに吸い込まれ、アトレティコに待望の先制点をもたらした。「タイトルがかかった試合でゴールを決める喜びは格別だ。サッカー選手なら誰もが夢見ることだからね」と26歳のウイングは語った。

さらにアトレティコは83分、シモンの折り返しからセルヒオ・アグエロが追加点を挙げ、5月のUEFAヨーロッパリーグに続く栄冠をほぼ手中に収めた。しかし、スーパーカップを制したUEL初代王者で最も輝いていた選手といえば、レジェスを置いて他にいない。

「最高の一夜だったと思う。素晴らしい内容で勝利を収め、みんなと一緒に喜びを味わえた」とレジェスは続けた。「集中力を保ち、チームとして完ぺきなプレーを披露し、やるべきことをやり遂げた。ベストを尽くしたので難しい試合ではなかったね。インテルに楽なプレーを許すこともなく、いいゲームだったと思う」

公式なマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたレジェスは、キケ・サンチェス・フローレス監督の下でプレーする喜びも口にした。9年前にセビージャFCで頭角を現して以来、常に成功を追い求めるレジェスから、最高の力を引き出している指揮官がキケ・フローレス監督だ。

「いい指導を受けているし、監督を心から信頼している。自分自身のプレーにも納得できているし、プレーするのが楽しくてたまらないんだ」とレジェスは言う。「とはいえ、それはチーム全体に言えることだ。今夜は全員のプレーが素晴らしかった。今シーズンはこの調子を維持していきたいね」。30日のスペイン・リーガ開幕戦でアトレティコと対戦するレアル・スポルティング・ヒホンは、厳しい試合を覚悟しておいた方がよさそうだ。

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