FCインテル・ミラノは、完全移籍を視野に入れたシーズン終了までの期限付き契約でクラブ・アトレティコ・マドリーからポルトガル代表MFマニシェ(30)を獲得した。
負傷者に悩む中盤
元SLベンフィカのデンマーク人FWミカエル・マニシェにちなんだ愛称を持つマニシェは、2005年にFCポルトからFCディナモ・モスクワに移籍して以来、今回のイタリア王者が国外で在籍する4つ目のクラブになる。インテルではパトリック・ビエラとルイス・フィーゴが戦線離脱中、オリビエ・ダクールは今季中の復帰が絶望と、中盤に負傷者が続出しており、マニシェには主力の穴を埋める活躍が期待されている。インテルはUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦でリバプールFCと対戦。第1戦は2月19日、敵地アンフィールドで行われる。
国外のクラブを転々と
かつてベンフィカでもプレーしたマニシェは、ジョゼ・モウリーニョ監督指揮下のポルトで2003年UEFAカップと2004年UEFAチャンピオンズリーグのタイトルに加え、2度のポルトガルリーグ優勝を経験した。代表では46試合に出場し、7得点を記録している。ディナモ・モスクワでリーグ戦12試合に出場し、2得点を挙げた後、2006年に恩師モウリーニョ監督のいたチェルシーFCに期限付き移籍したが、リーグ戦8試合に出場するも完全移籍を勝ち取るには至らなかった。その後、2006年夏にアトレティコに加入し、プリメーラ・ディビシオン43試合に出場し、6得点を挙げていた。
コメント