アッビアーティ「あっと言わせてみせる」

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今季からアトレティコ・マドリーでプレーしているGKクリスティアン・アッビアーティは、優勝候補としてバルサとR・マドリーを挙げるものの「今年のアトレティコは世間を驚かせるだろう。コパ・アメリカに出場したフォルラン等、合流が遅れた選手がいるためもう少し時間が必要だが、徐々に良いチームが出来上がってきている。良いシーズンが期待できるはずだ」と自信を見せた。

 前節はホームのマジョルカ戦で1対1と引き分けたアトレティコだが「マジョルカはラインを下げ、カウンターアタックを生かした。それに試合早々に得点できた彼らの方が有利だった」と試合を振り返った。アトレティコに移ってから2ヶ月が経つが「今の所とても順調だ。まだ出場時間が少ないが、出場した試合では良いプレーが出来たと思う」と順応している様子を語った。

 2試合とも控えだった事については「まだ日が浅いので監督はレオ・フランコの方を信頼しているだろうが、今の所焦ってはいない。ポジション争いも楽しみながらやっている。レオ・フランコは友人でもあるし、練習中に彼を話すのも楽しい。ライバルだからと言って敵対心を持つつもりはない。それに全試合をスタメンになるのは望んでいない。アッビアーティという選手を皆に知ってもらえればそれで良い。スター選手じゃなくチームに少しでも貢献できるような選手になれるよう頑張りたい」と意気込みを見せた。

 来週月曜日には右手のギプスが取れる事となったアッビアーティ。「1年という期限付きで移籍してきたが、チームも街も気に入っているし、今の所は1年以上ここでプレーしたいと思っている」と語る。さらに「短い出場時間だったが良いプレーは出来たと思う。サポーターも同じ感想だと嬉しい。イタリア代表チームでは第3GKなので、アトレティコでの出場時間は代表チーム招集にも影響するだろう。招集されれば最高だが、そうでなくても大丈夫だ。ミラノでの試合という事もあり、フランス相手でも勝てるだろう」と胸中を明かした。

 最後に、スペインとイタリアのサッカーの違いについては「スペインはボールの接触が多いのに比べ、イタリアはロングパスが主だ」と説明した。

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