アトレティコ・マドリーは、ビジャレアルのアルゼンチン代表MFリケルメの移籍で彼の代理人と基本的合意に達した、と“カデナ・セール”が伝えた。アトレティコとビジャレアルでの間では、フォルランのアトレティコ移籍以後、口頭での合意がなされていたが、リケルメ本人との合意が欠けていた。リケルメは1年のオプション付き2年契約を結ぶようだ。
この移籍でアトレティコに問題が生まれる。それは外国人枠の問題だ。現在、アトレティコの外国人枠はアグエロ、ファビアーノ・エレル、クレベル・サンタナの3選手で占められている。しかし、リケルメの加入でアトレティコは4人の外国人選手を抱えることになる。これによりエレルかサンタナが外れるのではないかと予想されるが、リュクサンが移籍するという話も出ており、そうなると守備的MFが手薄となることからクレベル・サンタナは残すと考えられるし、エレルが犠牲となった場合、アトレティコはセンターバックの補強を考えねばならない。
ジエゴ・コスタは枠がないことからセルタにレンタル移籍している。数ヶ月前にはペレアがスペイン国籍を取得。彼の枠は、外国人枠の問題でインタートト3回戦の試合に出場できなかったクレベル・サンタナに渡っていた。
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